こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。
春が近づけば、厚い氷もすっかりとけますね。
ところが、セミナーやイベントでは、
気をつけないと、季節にかかわらず、
場の空気が凍ります(笑)
ということで、今日は、
アイスブレイクのネタに困らない発想法をお伝えします。
アイスブレイクの目的とは?
参加体験型のセミナーやイベントでは、
導入部でよく行われる「アイスブレイク」。
アイスブレイクって、どんなイメージですか?
楽しい、レクリエーションのようなゲーム?
それとも、始めに行う自己紹介?
それとも、クイズのようなものでしょうか?
アイスブレイクの目的を一言でいえば、
場の雰囲気を和らげ、参加者の期待感を高めること。
単に盛り上がるだけではありません。
「これから、何か面白いことが起こりそうだぞ!」
という「いい予感」を感じてもらうのがとても大切。
スタートの雰囲気で、その後の流れが変わります。
だから、重要な役割を果たす、導入部のカナメになる活動なんです。
梅崎のバックグラウンドである自然体験の分野では、
身体を動かすゲームのような活動が使われることが多いですね。
アイスブレイクの目的は、
「場の雰囲気を和らげ、参加者の期待感を高めること」
だから、何をしてもOKです。
レクリエーションのようなゲーム=アイスブレイク、
というわけではないんです。
アイスブレイクのネタに困らない発想法
例えば、隣の人と名刺交換を兼ねて、
お互いに自己紹介をしてもらうのだって、
アイスブレイクになります。
そのときに、自己紹介してもらうテーマをお伝えするのも、
ポイントのひとつ。
たとえば、住んでいる場所や出身地、参加の動機など、
話すテーマを決めると、特に最初は話しやすくなりますね。
また、「お互いの共通点を1つ見つける」という
テーマを加えれば、お互いに親近感が湧いてきます。
また、レクリエーションに使うゲームも、
工夫次第で使えるものがいろいろあります。
単なるゲームで終わらせずに、場の雰囲気が和らぎ、
参加者の期待感が高められれば、何をしてもいいわけです。
そのためには、
たとえば、以下の3つの要素をアイスブレイクに入れておくとよいでしょう。
・お互いに知り合う
⇒ 場への安心感が増す
・お互いのバックグラウンドや活動内容を知る
⇒ お互い刺激を受ける
・参加動機を語り合う
⇒ セミナーへの参加目的が意識化される
アイスブレイクを何のために実施するのか、
という目的に適っていれば、
どんなことでもアイスブレイクに活用できます。
また、同じゲームでも、場のテーマに合わせて
意味づけを変えて使うこともできます。
でも、セミナーなどの講師をしている方たちと
話していると、アイスブレイクをうまく使い
こなしている人は、意外と少ないようです。
たとえば、
アイスブレイクが、ただの楽しいレクリエーションに
なってしまっていたり、
全体のカリキュラムの中で、きちんと位置づけがされていなかったり・・・。
すると、
「これって、時間のムダじゃない?」
「早く本題に入ってよ」
と思われてしまうこともあります。
あなたは、いかがですか?
よい場を作るファシリテーション
ご存知の通り、
参加型の場づくりを支える
ファシリテーションのスキルは、
セミナーやイベントはもちろん、
プレゼン、会議、プライベートでの集まりなど、
様々な場面で役立ちます。
このスキルを、もっとたくさんの方に
使ってもらいたい、役立てて欲しいと思っています。
なぜなら、ちょっとした働きかけがあるだけで、
その場にいる人たちが、自分の気持ちや
感じていること、考えていることを出し合い、
お互いの理解を深めることができるから。
それは、初対面の人たちかもしれないし、
職場や家族や友人たちかもしれません。
人の前に立つ機会のある人は、
みんなファシリテーターです。
企業の中だけでなく、地域の会合やPTA、
そして、小学生や中学生たちも、
ワークショップ的なスタイルで、話し合う。
そして新しいものをうみだしていく。
そうすればきっと、今よりもっと風通しが良くなり、
生産性も上がるに違いありません。
それが、よりよい社会につながると思うんです。
ファシリテーションをテーマにしたセミナーを
している理由の一つは、
日本の隅々まで、このスキルをともに広める仲間を
増やしたいから
2018年も、お声がけいただいたところには、
できる限り足を伸ばし、ファシリテーションの
スキルをお伝えしていきます。
ファシリテーションのスキルを磨き、
あなたの現場で活かしませんか?
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2018年3月24日(土)東京都内で開催しました!
セミナー&イベントを成功に導く!
アイスブレイクの秘訣セミナー
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教室やセミナーなど、
人前に立ってなにかを教えたり、伝えたりする仕事には
場を運営する「ファシリテーション」の力が
欠かせません。
どんな教室やセミナーでも、楽しくなければ
リピートしてもらうのは難しいでしょう。
カギを握るのが、オープニング。
いかに、早い段階で場が和み、参加している
人たちが、積極的に参加してくれるか?
これって、本質と関係ないように見えるかもしれないけど、
実はとても大切な視点です。
というのも、楽しい場では、学びも促進されるから。
特に、人前に立って仕事をしたい人にとっては
必須のスキルです。
オープニングから盛り上がる場づくりには、
アイスブレイクが役立ちます。
アイスブレイクとは、
場の雰囲気を和らげ、参加者の期待感を高めるのに
重要な役割を果たす、導入部のカナメですね。
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2018年4月7日(土)東京都内で開催しました!
聞き手の心をつかむ!
演劇に学ぶ「伝える力」パワーアップ講座
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プレゼンや講義など、
人前で話す機会は様々です。
「何を話したらいいかわからない」
「緊張してしまい、何を言っているかわからなくなる」
「自分が話しているとき、聞いている人が退屈そうで申し訳ない」
こんな悩みを感じている方でも、ポイントを押さえれば、
「話しがわかりやすい」
「話しがおもしろい」と言われ、
うなずきながら、熱心に聞いてくれる人たちが、増えていきます。
もともと、メッセージを伝える手段として発達した
演劇のエッセンスを織り交ぜながら、
聞き手の心をつかみ、引き込んでしまう
「伝える力」を磨きます。
◇当日扱うおもな内容(予定)
・伝わる話し方のポイントと構成の方法
・聞く人を引き込む、臨場感が伝わるエピソードを語る秘訣
・参加者の心をつかむオープニング・トークの作り方
・人前に出るときの立ち方、目線、場の活かし方
・緊張を味方にするメンタル・スキル
・参加者をあきさせない工夫