自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率アップをアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。
いよいよ年末!
いかがお過ごしですか?
お正月飾りを買ってきたり、
おせちの注文をしたり、
お餅を買ってきたり、
という方もいれば、
お正月飾りも、
おせちも自分で作り、
お餅もついたよ、という方もいるでしょう。
わが家は、のし餅も鏡餅も自分で作る派です。
そして、昨日は臼と杵を出して、
家族で餅つきをしました。
ちなみに昨日は、29日。
29日は、
9が苦に通じるということで、
餅つきを避ける傾向があるのですが、
中には、2(ふ)と9(く)で、
福をもたらす福餅といって、
29日に餅つきをするお寺もあるそうです。
今年のわが家は、福餅をつきました(笑)
縁起を担ぐという意味では、どちらもありですが、
大切なのは、どんな気持ちで取り組むか。
来年もまた、いい年になりますように、
という願いを込めて、
新しい年を迎える準備を
一つひとつしていくことで
氣分良くすごせますね。
餅つきは、みんなでやるのがやっぱりいい!
イベントや講座で餅つきをするので、
毎年3〜5回位は、臼と杵が活躍します。
いつもは、参加者さんたちがいるから、
餅つきは、デモンストレーションをする程度。
後は、説明しながら
みなさんにやってもらいます。
参加者さんの中には、餅つきの心得の
ある人がいることもあります。
やり方が微妙に違ったりするので、
そういうときは、チャンス!
いろいろ話を聞くと、
「なるほど〜」ということがあります。
昔も、旅人が来ると、いろいろな話を聞いて、
情報交換をしていたと言うけれど、
暮らしの知恵の交流は大事だなと、いつも思います。
で、今回の餅つきに話しを戻すと、
29日の餅つきは、
家族3人でした。
お正月のお餅をつくには、
ちょうどいいタイミングです。
ついたお餅は、
のし餅と鏡餅にします。
この日は、
4升×2回で、計8升(80合)の
お餅をつきました。
イベントの時は、自分で杵(きね)を
持ってつくことはほんのわずかですが、
今回は、家族3人で交代しながらつきました。
思う存分つけましたよ〜(笑)
とはいえ、
やっぱり、たくさんの人がいて、
一緒に餅つきするのはいいですね。
最近は、田舎の集落でも
臼と杵で餅をつく家は、
めっきり少なくなりました。
それは、高齢化もあるでしょうが、
核家族化が進んで人数が少なくなったことの
方が大きいでしょう。
久しぶりに家族で餅つきをして、
人数少ないと大変だな、と実感です(笑)
で、つきあがった餅は、どんどん伸して
のし餅にしていきました。
のし餅のつくり方は、いろいろあるけど、
うちでよくやるのはビニール袋に入れて伸す方法。
自家用&親類に配るだけなら、
カタチの不出来は問題ないので、
これで十分です。
自分のうちで収穫したもち米で、
餅をついて、身近な人に配れることもまた、
暮らしの中で豊かさを感じる瞬間です。
で、ついたお餅を全部のし餅にして、
臼も杵もきれいに洗って片付けて、ホッと一息。
ホッとしたところで、
パートナーのナツキータと、二人で気づきました。
「あ、鏡餅やるの忘れたね(汗)」
ということで、翌日も餅つきと相成りました。
さすがに、パン粉こね機を使ってつきましたが(笑)
無事、鏡餅を作って、飾ることができました。
↑紙で枠を作り、そこへ入れて形を整えます。
自分の手でつくる循環する暮らしは、
一人でやっても、もちろん楽しいけれど、
家族とやればより楽しくなります。
そして、
餅つきや田植え、稲刈りなど、
大変なことは、お友達や仲間で集まって、
みんなでワイワイやれば、楽しくできる上に
さらに仲良くなれますね。
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年明けの年間講座でも、餅つきをする予定です。
今シーズン4回目(笑)
臼と杵は、味噌づくりでも活躍するんです。
何に使うかと言えば、餅つきをした臼と杵を使って、
軟らかく煮た大豆をつぶします。
重くて、かさばるアイテムだけど、
とっても重宝しています!