第5期 自然農と手づくり循環生活実践コース 自然農と手づくり循環生活 自然農と手づくり循環生活 レポート

自然農 種まき&踏み台作り 8月レポート②

投稿日:2016年8月15日 更新日:

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。

8月のレポートはめぐが担当してくれました。
ありがとうございます!

7月から8月にかけては、田んぼの様子もグンと変わります。

7月は株と株の間にすきまがあって、水面が見えています。
これが8月になると一面、青々とした景色になり、穂が出始めます。

では、8月のレポートその②を、こちらからお楽しみください。

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8月7日(日)のレポートです
[天気:曇りのち晴れ]

畑仕事 AM 5:30~

・収穫、種まき

ほうれん草の種を蒔くための準備で、
先週の作業日に灰をまきました。

ほうれん草は、アルカリ性の土壌を好む。日本の土壌は酸性なので、pHを調整するために、種まきの一週間くらい前に石灰を普通は石灰をまきます。
ただし、石灰は土を固くするため、今回はストーブの灰をまきました。

早朝は涼しい!!
前日の夜に開花ショーで見た待宵草(マツヨイグサ)がまだ咲いていた。
観察すると開くときの花びらのねじれ方がみんな同じで、面白かった。
遺伝子ってすごいなぁと感じた。


収穫物


畑で採れたニンジンの種

 

休憩 AM 8:00頃

*じゃがいもパンケーキ
(生地に、すったじゃがいもが入っていてモチモチ)
▷あんずジャム(道志に住むパティシエ ちぢさんのもの)
▷いちごジャム
▷ブルーベリージャム
▷チョコ風(デーツ、ココナッツオイル、レーズンをフードプロセッサーで砕いたもの)

 

小杉さんのお話と座学 AM9:30

・小杉さんは大工歴40年!
「自分が知っている事を教えることは痛くもかゆくもない」
という惜しみない姿勢がかっこよすぎる!

・素人でも家が建てられる
ノコギリも握ったことのない普通の主婦(50代)が、7年かけて傾斜地に家(小屋)を建ててしまった(丸太、土壁、草屋根)、というお話をして下さいました。

なので、今なにも出来なくても大丈夫!だそうです。

むしろプロよりも素人のほうが視野が広かったり、お金や時間が制限されない分、
いいものが出来ることも多いみたいです。

・アニキよんでこい
大工さん用語があるらしく、
例えば、「アニキよんでこい」は傷を埋めるパテを持ってこい、という意味。
(お施主さんが目の前にいるときに失敗したのを悟られないように・・・)

【在来工法、2×4工法】

・在来工法:角材に穴を掘って木を組む工法
・2×4工法:2インチ×4インチという規格でできている部材を組み立てていく工法

【尺貫法】

建材は尺貫法(メートル法ではなく、尺で図る方法)が基本になる

【地震対策】模型を使って説明
建物を建てるときに一番重要となるのが構造。
柱や梁(はり)などを立方体の枠に組んだだけでは、揺れる(あるいは崩れる)

そこで、「筋交い(すじかい)」や「貫(ぬき)」というものを立方体の枠に組みこみ、固定する。

・すじかい:壁面の対角線を結んで「×」のように木を組みこむ
(2×4工法では、すじかいの代わりに壁で固定する)

・ぬき:柱に穴をあけて地面と水平に部材をさし込んで、くさびで固定する
(柱が太くないとできない)

*プリントを使って部材名称の説明

【地盤】

・建物を建てるときは地盤調査をするけど、土地の名前でだいたい推測できる。
(さんずいがつく漢字や水に関する漢字が使われる地名などは、水が出やすい、湿気が多い、など)

・神社仏閣が並ぶ所は地盤が強い

【シロアリ対策】

床下換気扇をつくる。
シロアリは乾燥に弱い。

【風を通す】

・家は人が住んでる方が管理や風通しの面でよい。空き家になるとすぐ痛む

・熱は床下よりも外壁で調節する方が一般的

・空気の流れを作り、自然換気できるようにするとよい
シックハウス症候群なども自然換気ができれば問題なくなる

◇木の知識◇

今回使う木:杉
(杉と檜の木材にふれる。木表の方が肌触りが柔らかい。いい匂い)

暖かいところで育った木は
成長が早く、年輪の幅が広い
寒いところで育った木は
成長が遅く、年輪の幅が狭い
(寒いところの木の方が強い)

【木表、木裏】

木の樹皮側が木表(きおもて)、中心側が木裏(きうら)

・木表:凹む(縮む)
木は成長するとき、外側にどんどん新しい細胞を作って太くなる(内側に行けば行くほど死んだ古い細胞)

道管(葉や実に水養分を運ぶ管)が外側にあり、外側の方が細胞内の水分量が多い。また、材の密度も外側の方が疎で内側の方が密。

そのため、材が乾燥すると外側の縮みがより強くなるため、板も柱などの材も木表側に反る。

家を建てるときに、この縮む特性を考慮しないと、木がゆがんでドアの開け閉めができなくなったり、歪みがうまれる。

木工は縮む特性をつかむことが大事

【板目、まさ目】

板目:机などによく使われる

板目材

板目材

 

まさ目:くるいが少ないので、建具や家具などによく使われる

柾目材

柾目材

 

【木の保存】

木が腐ったり狂うのは木を取り出す前の状態に立てたときの上下部分から上下部分にボンドなどを塗って急激な乾燥を防ぐ。

【背割り】

丸太の芯を使うと、必ず縦に割れがおきてしまう。
丸太の中心まで、縦に1本切れ込みを入れると、他の場所に割れが出なくなる

【赤身(心材)、白太(辺材)】

赤みがかった所(材の中心部)と白い所(材の辺縁部)があり、赤みがかった中心部の方が材は硬い

ブランチ

*夏野菜カレー
*オクラ、ミニトマトのピクルス
*ワカメとキュウリの酢の物
*お掃除パン

踏み台づくり

踏み台の設計図を参考に、各々の作りたい寸法で踏み台をつくる。

 

【さしがね】

直角に曲がった金属の定規。

目盛りは、㎜のものと尺寸のものがある

・丸目:円周が測れるよう円周率が掛けられている目盛り

・角目:丸太の直径を測ると、そこから切り出せる最大の正方形の辺の長さがわかるように√2が掛けられている目盛り
(直角二等辺三角形の辺の長さは、二等辺の長さが1に対して斜辺は√2)

【かんな】

必ず日陰で使用する。置いておくときも日陰。
直射日光に当てると、すぐに台木(木の部分)が狂うため。

【鋸】

縦びき用と横びき用の刃がある。

切断する方向によって使う刃がちがう

木に対して縦方向(年輪に平行)に切りたいとき
→ギザギザが大きい刃

横方向(年輪に垂直)に切りたいとき
→ギザギザが細かい刃

[作業工程]

1.墨付け

図面を見ながらさしがねを使って鉛筆で線を引いていく

2.材料の切り出し

つけた印に沿って、スライド丸ノコで切る。

3.面取りなどの加工

板の角を丸く削ったり、デザイン上の加工をする。

4.脚をつける

脚を座板のどこにつけたいか決めてダボ穴を座板の厚さ半分くらいまであける。
その後、ネジで天板と脚板を固定する。

材料の切り出しや加工で時間切れとなり、完成は後日に持ち越し。
ざっとですが、このような感じで日曜日を過ごしました。

大工作業楽しい♪

おわりに

毎回ナツキータが考えてくれるメニューで、美味しいご飯をいただき、その度に思うことなのですが、「食べること」にもっと向き合いたいなぁと考えさせられます。

都留での仕事も始まり、朝晩時間が限られているなかでご飯をとりあえず「流し込む」じゃないけど、片付けるみたいな向き合い方になっていることに気付きました。

自分の「生きること」の根幹にある「食べること」がおろそかになってはいけないなぁと感じます。

そういった意味でも、毎月の講座は「自分がどういう生活をしたいか」について、いま一度立ち止まって考えさせられる、いいきっかけになっています。

皆さんのお話を聞くことも然りなので、忙しかったり体調がすぐれないなどご都合があることと思いますが、また全員で集まれたら嬉しいです*(o^^o)

めぐ

8月レポート① タネの話、苗床づくりは、こちら

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ありがとうございます!

レポートの全文は、こちらからどうぞ!

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◇朝の散歩

6:30 朝の散歩は前日田植えをした田んぼの様子を見に行きます。

田んぼには、鏡のように景色が映り込み、とてもきれい。

 

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◇自然農の畑の手入れ

今回はまずニンニクの収穫。土中のニンニクを傷つけないようスコップで大きめの円を描いて掘り出しました。

そして、各班にわかれ、育った野菜の収穫のほか、伸びすぎた草を刈って作物の根元にしき、栄養分の補いとして油かすをまいいて、それぞれの畑で手入れをしました。

 

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翌日は、雨予報。
人参を蒔くのにちょうどよいということで、人参の種蒔きと、踊ると大きく育つ(!?)恒例の人参ダンスも。

「おおきくなぁれ!」笑顔でニンジンダンス

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みんなで山分け中〜

 

◇ブランチ

10:30 畑仕事を終えてブランチ
ナツキータのカボチャとジャガイモのカレー、高野豆腐のキーマカレー、トマトと切り干し大根とレタスのサラダ、フルーツに晩柑(ばんかん)

 

昼食後は、前日の田植え疲れを考慮して、少し長めの休憩時間・・・

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◇身近な薬草の活かし方

12:00 一通りレクチャーを受けた後で、畑に移動してハーブボールの材料を集める係とヘビイチゴを集める係に分かれて植物採集を行いました。

※ハーブボールとは、細かく刻んだ野草を正方形に切ったさらし布でつつんだもの。

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ハーブボールの材料になるのは、
・ハルジオン(茎の中が空洞。今回はほとんどなかった?)
・ヒメジョオン(茎の中が詰まっている)
・ヨモギ
・スギナ
・カキドオシ
など

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畑に生える草をたくさんとりました!

その後、柿の葉とビワの葉を取ってから自然学校へ戻り、いよいよハーブボール作りです。

柿の葉は、柿の葉茶用。ビワの葉はビワの葉エキス用。

ちなみに、ビワは2〜3年目の古い葉を使います。枝先は1年目の葉。

2年目、3年目の葉は色が濃くて、硬くしっかりしているのでわかります。

 

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柿の葉を取る

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左が柿の葉

右は、ヘビイチゴエキス用のヘビイチゴ。虫刺されのかゆみ止めによく効きます。

 

そこに、果実酒用のホワイトリカーを注ぎ、1〜2ヶ月ほどすれば使えます。

 

◇ハーブボール作り

ブルーシートを広げた上に、採集してきた山のような材料を広げます。
草をハサミで細かく刻みます。茎が固くなっているところは、茎から葉と花をばらしていきます。
かなり大量に必要、とのことでみんなで頑張りました。

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そうしてこれらの葉と花を30cm弱四方のさらし布で、茶巾状にくるんでいきます。
これを蒸し器にいれて強火で1分半。

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これを首、肩、背中、お腹などにあててじわ~っと温めます(キモティ~!)
使い終わったハーブボールは、入浴剤としてお風呂にいれてもよいそうです。

※身体にあてたハーブボールは、身体から出たいろんなものを吸っているので、他の人が入るお風呂には入れないように、とのことでした。

慣れない筋肉を使った田植えで疲れた身体に、心地よい温熱効果でした!

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