今の時期は寒いので、わが家の畑はオフシーズン。
次のシーズンに向けて、土に力を蓄えてもらう時期として、
畑には米ぬかをまいて、お休みしています。
とはいえ、春はあっという間にやってきます。
野菜のタネのことは、自給自足的な暮らしの必修科目。
春の種まきに向けて、野菜のタネの話 その1に続き
タネについてご紹介します。
目次
家庭菜園なら、固定種がオススメな理由とは?
今の主流は、交配種(F1種)です。
交配種とは、ひと言で言えば、
父株と母株のいいところをあわせ持つ
ハイブリッド種。
交配種は、生育期間やカタチ、大きさが
そろうので、交配種には、農家さんに
とって様々なメリットがあります。
でも、家庭菜園なら断然、固定種がオススメです。
固定種ってなに?
固定種とは、ひと言で言えば、
「タネ屋さんが育てた自慢のタネ」
例えば、カブの種子をまくとします。
たくさん育てた中から、形や味のいいものを選んで、
種子を採り、またそれを育てます。
これを何世代も繰り返して、いいものを選抜して
育成すると、性質が「固定化」してきます。
これが固定種です。
なぜ、家庭菜園には固定種がいいのか?
家庭菜園に固定種をオススメする理由は
いろいろあります。
<理由 その1>
固定種なら、少しずつ収穫できる!
出荷するなら一度に収穫して、畑を片付け、
次の種まきをした方が効率よく栽培できます。
その点、交配種が有利です。
一方、
固定種は、収穫までの日数にバラツキが出ます。
つまり、ダラダラと少しずつ採れるわけです。
たとえば、大根。
家庭で使うなら、一度に30本収穫できるのと、
大きなものから少しずつ収穫するのでは、
どちらがいいでしょう?
漬物を一度にたくさん漬けるのでなければ、
少しずつ採れた方がいいですね。
次回は、もう一つの理由をご紹介します。
野菜のタネの話<その3>
野菜の種子について
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