【年間講座レポート】自然農のポイント 4月1日目

2026年度の年間講座
「自然農と手づくり循環生活 実践コース」がはじまりました。

年間講座も、今年で15年目になります。

初日は、オリエンテーションのあと、
メンバー一人ずつ、記入した自己紹介シートを使って
2人組で自己紹介。

そして、一人ひと言ずつ、全体での自己紹介をしていきました。

目次

自然農の畑で実習

さっそく、自然農の畑で実習です。

15期生のれーこさんが、ポイントをまとめてくれました。

実習の要点(畑作業)

苗づくり・管理について

・種から苗を育てる際は、はじめは育苗用の土を購入するのがおすすめ
 → 購入した土は雑草のタネがない。
   畑の土だと雑草が出てくるので、作物の芽と雑草の芽の見分けが難しい

・苗を温床で作った場合は、双葉
 → 本葉4〜5枚で鉢上げ →畑へ定植

・春先の気温が低い時期は、踏み込み温床の発酵熱で発芽を促す

・苗は霜に弱いので、ゴールデンウィークのころに定植するとよい

・特にきゅうりは弱い → 保温(トンネルなど)推奨
 キャベツは比較的強いので4月に定植しても大丈夫

 

土・畝づくりについて

・畝幅は約1m(手が届く範囲)

・複数の人が畑作業をする場合は、通路を広めにすると効率的
(25〜30センチ程度)

・手前→奥に進みながら,ノコギリ鎌で草を刈る

・鎌の刃を地面と平行にして、少し土に潜らせるときれいに草が刈れる

・畝立て手順
  ∟通路部分の土をクワで削ってうねにあげる
  ∟うねは、は幅の広いカマボコ型に成形してから
   側面をクワでたたいて固める
  ∟うねの上面もクワでたたいてしっかり鎮圧 
 ※うね間は、うねとうねの間(通路)のことではない!

  

草の扱いについて→ここ、重要⭐️

・草は抜かない → 刈ってその場に敷く
・根は残す:地上のものは地上で、地下のものは地下で土に還す
  ∟水はけ改善
   ∟土壌構造が良くなる
  ∟表面の草は一度どけてうねを作り、最後にかぶせる

 じゃがいも植え付けのポイント

 ・種芋は100g以上ならカットにて2分割
 ・両方に芽が残るように切る
 (完全に切り離さず、一部をつなげて一晩おくときれいに乾燥する)
• 株間:約25cm
• 深さ:約15cm
• 千鳥配置で植えると良い


切り離さずに一部をつなげたまま一晩おくと
表面がきれいに乾く。
灰をつけずにそのまま蒔ける。

 種まきの基本

● 共通のポイント
 ・種は土で汚れないように注意(残ったタネを袋に戻せるように)
・タネの袋は、下側を切る。封を閉じたときに品種の名前が分かる

● まき方の種類
・すじまき(大根・小松菜など)
 ニンジン → 幅のあるすじ蒔き
(クワの幅で草を剥いで、ばらまき+土と草をかけて鎮圧する)
・点まき(大根は点まきでもOK)
このほか、バラマキもある(今回はしなかった)

野菜ごとのタネまきポイント

• にんじん:今まくと夏収穫
• 小松菜:すじまき
• 時なし大根:とう立ちしにくく、春まきもできる
• なす:栄養を多く必要、地温が上がる5月には直まきも可能

自然農の基本

講義の要点(自然農の考え方)

・耕さない
・草も虫も敵としない(農薬を使わない)
・肥料を入れない、残渣はその場で土に返す

■ 土と微生物について
• 土の匂い=微生物の働き
• 豆の根には根粒菌(窒素固定)
• 菌糸(ネットワーク)が広がる → 耕しすぎない方が良い

■ 多様性について
・草や虫が多い → 生態系が安定
・病害虫の大発生を防ぐ
・農薬は
→ 草・虫を殺す
→ 多様性を壊す

■ 肥料と土の関係
・根につく菌根菌(きんこんきん)から養分や水を受け取って光合成をしている
→ 光合成をして作った糖を根から染み出して、菌がエサにする
 (持ちつ持たれつの関係)
・化学肥料をまくと、植物は根から直接吸収
→ 植物が菌のエサとなる糖を根から出さなくなる
→ エサがないので、免疫担当をしていた菌根菌がいなくなる
→ 病気や虫にやられやすくなる
→ 結果的に、農薬が必要になる

■ 草の種類と土の豊かさの関係
 ※草の種類で土の状態が分かる
・スギナが多い → 痩せた土に生える。土を豊かにする役割。
        役割を終えると次の草にバトンタッチする
・ハコベが生える → 豊かな土(さまざまな野菜が育つ)

草にも虫にも役割があり、必要があるから出現する
と考える。

■ 有機物の扱いについて
・未熟な有機物はすき込まない
(土中は酸素が少ないので、嫌気性の発酵(腐敗)をして
 ガス発生など作物に悪影響を与えることも)
・草等の有機物は,酸素が十分にある地表で分解させると
 作物に障害を与えず、土が豊かになる

■ 土づくり
・やせた土地には、補いとして米ぬかなどまくと
 作物の成長を助ける。
・耕さずに作物を作っていくと、土は毎年豊かになっていく。
 約7年でさまざまな作物が作れる豊かな土に変化する。

🌟 全体のポイント(超重要)

• 草は敵ではなく「資源」
• 自然農では、土は耕さない
• 多様性=安定した畑
• 微生物との共存がカギ

感想

自然農は個人的にはとても魅力的。
ほったらかしで良いわけではないことも知れて、
そして実は非効率ということも併せて知ることができました。

雑草も愛でていたい身としては、今年は知識と体験の一年にしたいです。
よろしくお願いします。

自己紹介グッズを使った自己紹介

夕食後は、自己紹介グッズとして、
趣味や好きなことなどを紹介するグッズなどを
使って自己紹介&おしゃべりで楽しい時間を過ごしました。

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