小さな体に田植えの記憶を刻む意味は、きっと大きい

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。
 
先週末は、連続講座
「お母さんと小さな子の
手づくり循環生活」でした。
この連続講座は、
お母さんと就学前のお子さんを対象にした
自然とつながる暮らしの講座です。
 
 
目次

田植えは、泥だらけになるチャンス!

 
今回の1日目は、田植えでした。
この日は、
薄曇りでちょっと肌寒い・・・。
 
そんな中、お母さんと子ども達と
一緒に田んぼに入りました。
子ども達は、田植えを一生懸命する子、
田んぼに浸かって泥遊びする子、
田んぼに入らず、走り回って遊ぶ子と
いろいろです。
⁡  
 
 
「秋の稲刈りの時に、
藁のベッドを楽しみたいから、
この試練(!?)を乗り越えるんだ!」
と熱心に田植えにいそしむ子も(笑)
子ども達には、
田植えに興味があれば、
苗を植えてもらうし、
田植えに興味がなくても、
泥の感覚を全身で楽しんでもらえたら
いいので、田んぼの中で
自由に遊んでもらいます。
最近は、泥だらけになる体験自体、
貴重だし、
なかなかそんなことができる機会が
ないもんね。
 
 
泥に入ったときの
ムニュッとした感覚。
水に浸かるとあったかい、
という氣づき。
特に、この日は気温が低かったので、
「田んぼの方があったかい〜」と。
温泉と間違えてませんか?
 
 
というぐらい、泥に浸かってました。
 
 

小さいときの体験は、記憶に残らないけれど・・・

 
こういう体験が、何の役に立つのか?
といわれても、正直わかりません。
特に、小さいときの体験は、
大きくなったときには
忘れてしまうことがほとんど。
 
でも、泥まみれになって
遊んだ楽しい記憶は、
きっと体に刻まれると思うんです。
 
 
そして、
泥だらけになったり、
ずぶ濡れになっても、
「大したことないんだな〜」
とか、
 
「こういうの、たのしいな〜」
という感じで、
 
 
何度か体験していくことで、
だんだん、
<あたりまえ>になっていきます。
 
 
こうした<あたりまえ>の体験の
幅が大きいと、
 
たとえば、
急な大雨に降られて、
ずぶ濡れになったり、
水害で泥だらけになったり、
こんなふうに、不測の事態に
巻き込まれても、
「こういうことって、あるよね〜」
 
「ぬれても、泥だらけになっても、大丈夫!」
 
と体が知っているから、
 
 
パニックにならずに
冷静でいられる。
 
こうした心を育むことに
ひょっとしたら役に立つかも、
と思います。
 

いろんな体験を重ねることの意味

別にそのためにやるわけじゃないけど、
小さいときから、いろんな体験を
することは、
快適に過ごせる
コンフォートゾーン
をきっと広げてくれるハズ。
もちろん、初めのうちは
「絶対入りたくない!」
という子もいます。
でも、ほかの子ども達が
楽しそうにしていると、
だんだん入りたくなったり、
今年はダメでも、
来年になったら、「やってみたい!」
という気持ちが芽生えて、
自分から泥だらけになって、
楽しめたり。
 
自然の中での活動は、
様々なところに
子ども達が成長する機会が
転がっています。
この「お母さんと小さな子の連続講座」の
対象は、
 
お母さんと2歳以上の未就学のお子さん。
対象のお子さんがいれば、ご兄妹も一緒に
参加していただけます。
 
前期が4月から7月、
後期が8月から11月です。
 
 
後期の募集は、7月からスタートする予定です。
メルマガ「風と土の便り」に
ご登録いただくと、
確実に情報をお届けできます。
 
ご興味のある方は、
この機会にぜひ、ご登録くださいね。
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初日の夜は、
子ども達が眠ったあとに、
お母さんたちのトークタイムがあります。
 
毎回テーマがあって、
今回は、
NVC(非暴力コミュニケーション)でした。
 
子どもとのこと、家族とのこと、
お友達とのことなど、
お母さん同士いろんなことを語りました。
2日目は、
畑でニンニクやタマネギを収穫したり、
森で遊んだり。
2日目の様子は、また改めてアップします〜
この母と子の講座で大切にしている
柱のひとつは、
 
子育て中のお母さん同士の
つながりを育むこと。
 
なので、講座の主担当は、
僕ではなくて、
パートナーのナツキータなんです。
回を重ねるごとに、子ども達同士も
お母さん同士も、どんどん仲良くなって、
本当にいいチームになっています。
 
8月から、新しい仲間を迎えられること、
とっても楽しみです〜
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