保育園には行かずに、 娘を自宅で育てた理由

自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

2020年4月に
八ヶ岳に拠点を移す前のこと、

僕たち家族が、
東京から移住した先は、
山梨県の農村集落でした。

 

目次

保育園には行かずに、
娘を自宅で育てた理由

引っ越し当時、
わが家の娘しーさんは、
よちよち歩きの1歳半。

パートナーのナツキータにとっては、
初めての田舎暮らしです。

 

わが家は、いろいろと考えた結果、
小学校に入学するまでの間、

 

幼稚園や保育園には預けずに、
自宅で保育することにしました。

 

というのも、

週末は、自宅を会場に講座を開催するので、
平日、保育園や幼稚園に通うと、

家族だけで過ごす時間が
ほとんどなくなってしまうという、
わが家ならではの事情がありました。

 

また、

せっかく田舎に移住したのだから、
様々な季節の手仕事をして、
丁寧に暮らしたい、

そして、

日常的に、
手を動かして作る暮らしを

小さな娘に見せたいし、
一緒にやりたい!

 

手間ひまをかけた季節の手仕事への
モチベーションを支えたのは、

小さな子どもの目に、
手づくりの暮らしを映してあげたい

 

という、ナツキータの思いがありました。

 

はたらく お手て

娘しーさんは、ずっと家にいるので、

僕たちがやることには、
何でも興味を持ち、

すぐにやりたがりました。

 

小さな子ども達にとって、

暮らしの仕事も、
遊びも区別はありません。

 

田植えの時には、田植えをしたがり、
稲刈りの時には、刈った稲束を
一生懸命、運んでくれました。

 

ナツキータは、新しいことを
しーさんに教えるときには、

ゆっくりとやり方を見せて、

しーさんは、じっと観察して、
一つひとつ覚えていきました。

 

そんなある日、
しーさんがこんなことを言ったんです。

 

「パパとママのおてては、
 はたらく おててだね」

 

たとえ時間がかかっても、
一つひとつ、自分の手を動かし、

暮らしを作るプロセスを見せてきて、

「ほんとに良かったな〜」

としみじみと感じたのでした。

 

子どもは、好奇心のかたまり

 
何でもすぐにやりたがるから、

なかなか仕事がはかどらないことも
もちろんありました。

それでも、ナツキータは
時間が許す限り、根気よく教え、

「しーちゃんも、おしごとしたい」

という氣持ちを大切にしました。

 

 

いま、しーさんは中学生。

小さな時のエピソードは、
覚えていることの方が少ないけど、

日々の体験の積み重ねが、
身体の記憶に刻まれていると感じます。

 

お母さんと小さな子の循環生活 連続コース(残席2組)

昨年度からスタートした

「お母さんと小さな子の
 循環生活 連続コース」は、

 

小さな子ども達と、お母さんが
季節の手仕事を一緒に楽しみ、

ご自宅で実践するきっかけと
なるだけでなく、

 

自然育児に関心を持つ
お母さん同士のつながりを育むことを

ねらいとしています。

 

たとえば、こんな風に感じることは
ありませんか?

ーー

健康にいい食を、
自分の手を動かして
ていねいに作りたいけど、

「全然できてない・・・」

ーー

自然の中で子どもを
のびのび遊ばせたいけど、

つい、
「あれしちゃダメ、コレしちゃダメ」
と口を出してしまう・・・

 

ーー

ほんとは、
「もう少しなんとかしたいんだけど・・・」

ーー

 

こんな風に

「もう少し、なんとかしたい」

「暮らしの中で、子どもと実践したい」

 

と感じているお母さんが、

小さな小さな一歩を踏み出すのに、

この連続コースが、
きっとお役に立つはずです。

 

対象は、
お母さんと2才〜未就学児のお子さんです。

対象年齢のお子さんがいれば、
小学生までのご兄妹も一緒にご参加いただけます。

2022年8月下旬に
第2期の秋期コースがスタートします。

 

ご興味あれば、こちらをご覧くださいね。

第2期秋期募集 (残席2組)
お母さんと小さな子の
手づくり循環生活 連続コース

 

ーーー
連続コースのガイダンスを兼ねた
オンラインお話し会をします!

ーーー

7月下旬には、
この連続コースのガイダンスを兼ねて

「小さな子を持つお母さんのためのお話し会」
をオンラインでやります〜

私たちが、連続コースの中で
大切にしていることや、

活動の様子をスライド交えて
ご紹介します。

また、ご参加にあたっての心配や不安、
ご質問なども受付ます!

<お話し会であつかう内容(予定)>

1.自然とつながる子育てのヒント

・「なぜ、うちの子はできないの?」
 子育ての不安やイライラを解消する視点

・「ねばならぬ」を手放すコツ

・母も子も成長できる、小さなチャレンジ

・「大丈夫だよ」のシャワーを浴びて
 お母さんが元気になる! 

・母も子も、いろいろあってすべて良し

・できる人が、できるときに、
 できることをする安心感

などなど

2.お母さんと小さな子の循環生活 コースの紹介


<日程>

7月22日(金)10時〜11時半(午前)
7月24日(日)20時〜21時半(夜)
7月30日(土)9時30分〜11時(午前)

※あつかう内容は同じです。
※オンライン通話のZoomを使用します。

7月8日(金)20時〜受付スタートします。

くわしくは、またお知らせしますね!

 

メルマガ「風と土の便り」

無料のメルマガ「風と土の便り」では、

自分の手で作る循環する暮らしに役立つ
情報をお届けしています。

よかったら、この機会にご登録くださいね。

くわしくは、こちらからご覧いただけます。

 

ーーー

お母さんと小さな子の循環生活の
連続コースでは、

子ども達の変化に目を見張ることが
多いんです。

たとえば、

この子、先月までは、
食事の時、床一面に食べこぼしていたのに、

あれ、今月は、ずいぶんきれいに食べてるじゃない?

とか、

先月までは、お母さんべったりだったのに、

あれ、今月は、ほかのお兄ちゃん達に
くっついて楽しそうに遊んでるじゃない?

とか、

全然、おじさん(←僕のこと)には、
近寄ってこなかったのに、

今月は、「うめちゃん、なにしてるの?」
って、声かけてくれたりとか。

子ども達に毎月会えるのが、
僕たちもとっても楽しみなんです。

秋から、どんな仲間が加わってくれるか、
今からとっても楽しみです〜

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