自給自足に憧れるだけだった僕が、理想の循環生活を手に入れた理由とは?

自分の手を動かしてつくる、
自給自足的な「循環する暮らし」を
テーマに講座開催しています。

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

「いつか、自給自足をしたい」

僕が、自給自足的な暮らしに
憧れを抱き始めたのは、

20代の頃でした。

そして、
「おばあちゃんの知恵袋」的な本や、
自給自足に役立ちそうな本や雑誌があると、

「将来のための情報収集」と称して、
よく買っていました。

でも、いくら情報を集めても
理想の自給自足的な暮らしは
一向に実現できませんでした。

実は、自給自足的な暮らしを
実現するのに必要なのは、
情報収集ではありません。

 

今日は、
自給自足的な暮らしに憧れていた僕が、
理想の循環する暮らしを

実現できた理由をご紹介しますね。

目次

東京育ちの僕が自給自足に興味を持つ!?

自給自足的な循環する暮らしを
家族で本格的に実践し始めたのは、
山梨に移住をしてからのこと。

 

でも、
自分の手で、自給自足的な暮らしを
してみたい、というぼんやりとした憧れを
抱き始めたのは、20代の頃でした。

今から30年ほど前になります。

東京で育った僕がそんな思いを
抱いたきっかけは、

大学を卒業して最初の職場での

出会いでした。

その職場は、

農村の自然と暮らしをテーマにした
公園のような施設。

そこには、動植物を専門とする
解説員の先輩スタッフのほか、

畑や草原の管理作業を担当する
地元の農家のおじさん、おばさんが
一緒に仕事をしていました。

循環する暮らしの達人と出会う!

田舎の普通の
おじちゃん、おばちゃんですが、
この方たちが、まさにスーパーマン。

わらから縄をなう方法や、
正月飾りの作り方、

他にも暮らしに必要なものを
自分の手で生み出す知恵と技術を
たくさんたくさんお持ちでした。

まさに、「循環する暮らし」の達人!

もちろん、野菜もお米も作っているから、
食べるものは、肉や魚以外は
ほぼ自給自足。

「田舎の人はすごい!」
と、本当に驚き、かっこいいな〜と
憧れました。

自給自足に憧れるだけで、
何も変わらなかった理由

この職場での体験があったので、

僕もいつか、
自分の手で必要なものを生み出し、
自然とつながる暮らしができるようになりたい
と思うようになったんです。

だから、
「おばあちゃんの知恵袋」的な
本を見つけると購入して、
情報やノウハウを集めていました。

そこに紹介された様々な
手仕事や暮らしの知恵は、

いつかやってみたいことばかりでしたが、

いまの暮らしの中ですぐに
実践できそうなことは
当時の僕には見つけられませんでした。

ほかにも、

味噌や納豆、こんにゃく、
梅干し、野草茶などなど、

誰かと一緒にやってみたり、

経験のある方から教えてもらったりする
機会もありました。

でも、
いつもイベント的だったので、
暮らしの営みの一部という感じでは
なかったんです(苦笑)

なぜ、

自給自足に役立つ情報や体験を
暮らしの中に活かすことができなかったのか?

いまふりかえって思うのは、

断片的な情報を集めて知識を得たり、
お膳立てされたところで体験をするだけでは、
結局、「循環する暮らし」の全体像がわからず、

自分の暮らしの中にどう取り入れればいいのか、
全然ピンときていなかった・・・

だから、何も変わらなかったんだと。

当時の僕は、

暮らしに必要なものを
ほぼ100%買ってくる
都会的な暮らし方しか
経験がありませんでした。

だから、
自給自足的な暮らしに興味はあっても、
何から始めればいいかわからないし、

どうすれば暮らしの中に循環が生まれるのか
さっぱりわからなかったんですね(笑)

それが変わるきっかけとなったのが、
「パーマカルチャー」でした。

いまから、20年ほど前のことです。

循環する暮らしを叶える近道をみつけた!

 

「パーマカルチャー」とは、

農をベースにした持続可能な暮らしを
実践するのに役立つ、知恵と技術がつまった

「暮らしの作り方」をまとめたもの。

だから、

パーマカルチャーには、自然と調和した

循環する暮らしを実現する
アイデアが詰まっています。

ぼくが幸運だったのは、

「パーマカルチャー」と「自然農」を
実践者から学んだこと。

これが、
理想の自給自足的な暮らしを
実現できた理由
です。

本で読むと難しく感じられることも、
循環する暮らしを実践している人から
教えてもらうと、

暮らしの中のつながりや流れが
「なるほどー」とストンと腑に落ちて、
どんどん楽しくなり、

暮らしの中でできることから実践を
するようになっていきました。

畑のほかにも、
小さな田んぼを借りてお米を作ったり、

以前からやってみたかった趣味の養蜂も
師匠がみつかり、チャレンジしたり。

自分でも少しずつ楽しみながら取り組み、
できることも増えていきました。

僕が変わることができたのは、
パーマカルチャーや自然農を
実践している人たちと出会い、
直接学ぶことができたから。

これがとても大きかったと思います。

 

そして、自分でも、
自給自足的な循環する暮らしを
実践するようになり、

この楽しさを、
もっとたくさんの人たちとシェアしたい!
という思いがより強くなりました。

 

こうした理由で、
風と土の自然学校では、

「手づくり循環生活」に関わる
自然農やパーマカルチャーなどの
講座やワークショップを
いろいろ開催しています。

手づくり循環生活をテーマに
2012年から講座を始めたおかげで、

同じ方向を目指す仲間が毎年増えて
つながりが広がっています。

また、
参加者さん同士もとても良い仲間に
なっていくのも、とってもうれしいこと。

本当に幸せだなーと日々感じています。

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