もちつき&自然農体験会 1月の報告!

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。

1月のもちつき&自然農体験会も、楽しく&おいしく開催しました。

以下、当日の様子のレポートです。

もち米をせいろで蒸す

昨年の秋に収穫したもち米を、たき火で沸かしたお湯で蒸します。

もち米の浸水には時間がかかるので、研いでから一晩、水につけます。

蒸している間に、12月のもちつきの時と同様、もみ殻を燃料にした自作コンロ「ペール缶ぬかくど」でご飯を炊きます。

そして、携帯に優れたウッドガスストーブをご紹介。
大きさの違う2つの缶があれば、カンタンに作れます。

小枝が燃料になるので、リュックの後ろに引っかけて持って行き、燃料は現地調達で十分。
結構火力が強いので、お湯を沸かすだけでなく、大抵の調理にはこれ一つで十分です。

炊き上がったご飯。ペール缶ぬかくどは、火力が強いので上手に炊けます。
しかも、炊き上がったらすぐに火から下ろして蒸らすので、おこげができません。
洗うのは楽だけど、おこげファンにとっては、やっぱりおこげが欲しいところ?
⇒ 火から下ろすのを遅くすれば、おこげはできます。タイミングを逸すると、焦げ付きます(笑)

 

臼と杵でもちつき!

まず始めに、蒸し上がったもち米を杵で練ってまとめます。
この練りが重要で、おもちのでき映えを左右します。
面倒だからと言って、練らずに餅をつくと、米粒が飛び散ってしまうので、必須のプロセス。

今日も、大人たちからつき始めます。
熱いうちが勝負です。
 

そして、仕上げに子供たちが登場!

つき上がったおもちを、手でちぎります。

今回は、スケッパーを使っておもちを切ってみました。
パンやお菓子の生地を切り分けるときに使う道具です。
これが、とても使いやすくて、なかなかいい感じ。

今日の盛り付け例。

おいしいね〜

       本日のおもちの友。

おもちを食べて、おなかがいっぱいになったところで集合写真。

自然農の基本がわかるミニ講座

午後は、自然農の畑に移動します。

自然農の基本は、

・耕さない
・草も虫も敵としない
・持ち出さない、持ち込まない
(刈った雑草、作物が枯れた残渣は、その場で肥料や農薬も使わない)

草を刈らずに残しておくと、虫が増えて害を受けやすくなるのではないか?
そんな気がするけど、実際はそんなことはありません。

というのは、草が生えて、虫の居場所ができると、
益虫も、普通の虫もふえるので、害虫だけが増えることはありません。

大発生するのは、自然のバランスが崩れているから。
いろんな植物が生えていて、いろんな虫や動物が暮らしている。
そうすると、生態系のバランスがとれるので、
何か特定の種類だけが増えると言うことは起こりにくくなるんですね。

また、草が生えていることで、根は土を耕し、乾燥を防いでくれます。
ほかにもいろいろといいことがあります。

自然農ミニ講座では、このあたりの話もいろいろとご紹介しました。

そして、種まき。

どのようにして、雑草の中にタネをまくのか。それをデモンストレーション交えた説明の後、実際に体験していただきました。

この日も、畑作業の後、みんなで写真を撮りました。

この後は室内に戻り、手を動かして作る循環生活の楽しさや魅力、
年間講座の活動の様子などをご紹介。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
4月から始まる年間講座でご一緒する仲間が、また増えました。

あなたも、一緒に学びませんか?

【お知らせ】自然エネルギーで野外料理&自然農体験会

2月と3月には、

身近なところで手に入る自然エネルギー「薪や小枝」を燃料にする
自作コンロを使って手づくりピザや燻製づくりをします。

手づくりピザの生地は、昨年収穫した自家製小麦!

手づくりコンロは、
ペール缶ぬかくど
ロケットコンロ
ウッドガスストーブ
の3種類が登場します。

 

また、制作時間10分でできる超簡単で使いやすい
手づくりスモーカーで、燻製も作ります。

手づくりコンロやスモーカーの作り方や仕組みを
知りたい方にもオススメですよ。

開催日は、2/11(日)と3/10(土)。内容はどちらも同じです。

ぜひ、タイミングのあう時にお出かけください!
お待ちしています〜

「ロケットコンロ・ピザ」と「ぬかくど羽釜ご飯」&自然農体験会の詳細はこちらです。

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