思わず読みたくなり、読者に伝わる文章術、興味ありますか?

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。
 
 
「文章を書けたらいいけど、何を書いたらいいだろう?」
 
「いざ、書いてはみたものの、あまり読んでもらえない」
 
「伝えようとして、詳しく書けば書くほど、くどくなってしまう」
 
こんな風に感じることはありませんか?
 
 
 
僕もそうでした。
 
わかりやすく丁寧に書こうとすると、くどくなり、長くなる。
 
そして、テンポが悪いから、書いていても、読んでいてもしんどい感じ・・・。
 
 
 
どうしたら、もっとシンプルで伝わる文章にできるだろう?
 
どうしたら、もっと興味を持って読んでもらえるだろう?
 
どうしたら、伝えたいイメージを明確に伝えられるだろう?
 
 
 
たくさんの???がありました。
 
 
僕の傾向としては、
伝えたいことはあるのに、なんだか抽象的で難しくなってしまいがち。
 
 
 
どうしたらいいんだろう?
 
 
 
目次

話が面白い人と、読みたくなる文章を書く人の共通点

 
あるとき、
 
話が面白い人、読みたくなる文章を書く人の共通点を見つけました。
 
 
それは、抽象的なことを伝えるために、具体例を上手に使っている、ということ。
 
これって、なんでもないことのようだけど、すごいパワーを秘めています。
 
 
 
具体的に伝えるためのコツは、
 
何が見えるか、何が聞こえるか、体の感覚に何を感じるか、
を使ってまわりの情景を描く。
 
 
たとえば、同じ場面を描いた2つの文章。
 
ーーー
 
富士山の山頂に立ったとき、
視界が360度広がり、景色がとても良かった。
 
ーーー
 
富士山の頂上に立ったとき、まず目に入ってきたのは、
太陽に照らされた駿河湾。
目をこらすと漁に向かう漁船が見える。
 
そして、反対側を振り向けば、アルプスの山々がくっきりと。
 
山頂の空気はすみ、日差しで肌はジリジリと熱く、
風が吹き抜ける山頂の空は広く青かった。
 
ーーー
 
同じ場面でも、具体的な情景が描かれていた方が、
イメージしやすく、伝わりやすいですよね?
 
 
で、伝えたいことを抽象的なまま伝えるのではなく、
具体例を使って、説明するようになりました。
 
 
でも、もっとできることがあるんじゃないか。
書き方のコツがあるんじゃないか。
 
そんなふうに思っていたんです。
 
 

読まれなければ、ないのと同じ

 
せっかく、伝えたいことがあるのに、
 
「読まれない」
 
 
これって、存在しないのと同じです。
 
 
文章は、読まれてナンボ。
 
 
読まれるためには、
 
・興味を引くタイトル。
 
・読みたくなる読者目線の構成。
 
・イメージしやすい具体性。
 
・読んで良かったと思える「得られるもの」
 
 
などが必要です。
 
 
それなのに、
 
書きたいことを、思いついた順番で書いてしまう。
 
そんなことはありませんか?
 
 
 
 
素人の僕たちが、文章のプロに指導してもらえる
機会というのはほとんどありません。
 
 
だから、どうしても自己流になってしまいます。
 
直すべきポイントに氣づけないから、
なかなか思うように書けるようになりません。
 
 
 

ネイチャーライティングとの出会い

 
そんな時に出会ったのが、「ネイチャーライティング」。
 
自然を題材にした、ノンフィクションのエッセイです。
 
 
ネイチャーライティング研究の日本の第一人者
野田研一先生から、ネイチャーライティングを学び、
 
 
「そうそう、こういうのが書きたい!」
 
そう思ったんですね。
 
 
 
そこで、企画したのが、
 
「ネイチャーライティング実践講座」
 
 
はじめに、ネイチャーライティングの基本を、
野田研一先生から教えていただき、
 
 
その上で、文章を生業にしている「これは!」というプロから、
文章の書き方の指導を受けられる構成にしました。
 
文章の書き方の指導をお願いしたのは、
 
まず、
自然や、自然の恵みを活かした生活文化をテーマに、
ライターとして活躍する かくまつとむさん
 
そして、
伝わる文章のコツを全国で伝えている 赤羽博之さん
 
 
この3人の先生に講師をお願いして、
ネイチャーライティング実践講座を開催しました。
 
 
 

プロにはプロのやり方がある

 
実際に学んでみると、素人とプロの違いがいくつもあることがわかりました。
 
 
一番大きいのは、「読者目線」を持っているかどうか。
 
 
一言で言えば、
 
自分が書きたいように書くのではなく、読者が読みたくなるように書く、ということ。
 
 
そして、書く題材を深く理解すること。
 
 
そうすることで、無駄を削ぎ落とし、
少ない字数で伝えたいことを伝えることができるようになるわけです。
 
 
実際に学んでみると、様々な工夫のあることがわかりました。
 
 
 
直すべき点に氣づけないと、どこをどんな風にすればいいかわからないけど、
 
プロの目からみて、自分のいいところを教えてもらい、
こうするとさらによくなるよ、という改善点を教えてもらう。
 
 
すると、
読まれる文章へと、ぐーんとレベルアップします。
 
 
参加者のみなさん、自分たちの変化に驚いていました。
 
僕自身も、メール講座の参加者さんから、うれしい感想を
たくさんいただけるようになりました。
 
 
たとえば、
人と自然の役に立つ『自分のシゴト』
をテーマにした
メール講座をした際は、次のような感想をいただいています。
 
 
「シンプルな言葉でこんなに届いてくるなんて、
巷に溢れる起業関連のものは何なんだろう?!と思ってしまったくらいです」
 
 
「梅崎さんご自身が、自分シゴトを確立されていて、
それをベースに説明していただけるで、とても分かりやすいし説得力があります」
 
 
「こんなに具体的でわかりやすい講座、
 自分シゴトを始めてからも繰り返し読みたい永久保存版ですね!」
 
などなど。
 
文章を通じて、以前よりもみなさんのお役に立てるように
なったと感じています。
 
あなたも、文章を通じて、仕事や活動の幅を広げたいと思いませんか?
 
 
 

<第3期 ネイチャーライティング実践講座>開催決定!

 
思わず読みたくなる!イメージが伝わる!
<第3期 ネイチャーライティング実践講座>
 
 
第3期をやりたくて、テーマを温めていました。
 
 
今期の題材は、縄文遺跡。
 
Day1&2で、取材&文章の書き方の基本を学びます。
そして、「風と土の自然学校 八ヶ岳サイト」の
近くにある井戸尻遺跡を歩き、解説を聞きながら取材をします。
 
この取材を踏まえて、ショートエッセイを執筆します。
 
 
Day3では、執筆した作品を題材に、さらに伝わる文章へと
磨き上げるコツを学びます。
 
客観的なフィードバックがもらえるだけでなく、他のメンバーの
作品からも伝わる文章のポイントが学べるという、
とても贅沢な、少人数講座です。
 
 
<開催予定日>
 
Day1&2 10月5〜6日(土日)
 講師:鹿熊勤さん(ライター)
Day3   11月9日(土)
 講師:赤羽博之さん(伝わる文章の書き方講師)
 
 
もし、あなたが、
 
「もっと伝わる文章を書けるようになりたい」
「自然や生活文化を題材にした文章を書きたい」
「発信力をさらに高めたい」
 
と思っているなら、とてもオススメです。
 
日程を手帳に書き込んでくださいね。
 
 
そして、風と土の自然学校のメールマガジン「風と土の便り」に
ご登録いただければ、開催情報を一番早くお届けできます。
 
 
よかったら、ぜひどうぞ。
ほぼ週刊で、配信しています。
 
 
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