「手づくり循環生活」実践の知恵 自然学校

都会で暮らすメリットって何だっけ?

2020/05/10

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。

今年は、いつになく静かなゴールデンウィークでした。

私たちが暮らしはじめた八ヶ岳も、
例年はすごい混雑になるのですが、
今年はいたって静か。

コロナの感染拡大は、
自然の営みには全然関係なくて、
のどかな毎日が過ぎていきます。

とはいえ、ここ数ヶ月で世界中で
一氣に様々なことが変化しています。

たとえば、人が集まる業種は営業自粛したり、
自宅待機になったり。

仕事はリモートワークへと舵が切られた
企業もたくさんあります。

あなたのまわりでも、
いろいろな意味で仕事の流れが変わり、
大変な思いをされている
方も多いのではないでしょうか。

緊急事態宣言が5月末まで延長されて、
長期戦となっています。

あー、さらに1ヶ月・・・。
そんな風に思っている方も多いかも
しれません。

では、宣言が解除されれば、すぐもとの
日常が戻るのかといえば、
おそらく、そういうわけにはいきそうに
ありません。

少なくとも、治療薬やワクチンが開発されて、
十分に行き渡るまでは、
今の状況が続くという前提を持っていた方が
いいと思います。

一度、緊急事態宣言が解除されても、
また感染が広がれば、再び発令される...

こんな状況が、最低でも1年ほどは、
続くかもしれませんね。

早く終息すれば何よりですが、
そうならない可能性も想定して
できる備えをしておく方が安心です。

こうした状況になり、
田舎で暮らす良さを改めて感じる
ようになりました。

こんな時だからこそ、
「いつか移住したい」と思っている人は、
これをきっかけに田舎に移住するのも
いいですね。

 

都会で暮らすメリットって何だっけ?

これまでは、都会に人が集まり、
仕事をして暮らすのが主流でした。

集中するのが効率的、合理的だった
わけですが、これが裏目にでている面が
あります。

都会では、3密を避けるには自宅で
こもるのが一番。

買い物などで出かけたら、
ソーシャルディスタンスを確保。

一方、田舎では、人口密度が低いから、
スーパーに行っても、さほど混雑していません。

畑で仕事をしていても、
「もともと距離、離れてますから」
という感じで、ソーシャルディスタンスと
わざわざ言うまでもありません。

 

これまでは、通勤があるから
都会に住むのが合理的でした。

でも、リモートワークが広がると、
通勤の頻度が下がったり、
そもそも通勤しなくても良くなったり。

企業も、都会で家賃が高くて広い
オフィスビルを借りるより、
地方に移転するのが合理的、という
流れになるかもしれません。

とはいえ、
すべての業種がリモートワークに
移行できるわけではありません。

様々な理由で都会からすぐに
動くことはできないけど、

「将来は田舎で暮らそう」

という氣持ちがあるなら、
今のうちから準備を始めると
いいですね。

 

都会よりも田舎の方が合理的な時代へ

一般的な都会の暮らしは、
すべてお金で買ってくる
消費中心の暮らしです。

一方、田舎には、
自分の手を動かして
作る「生産中心の暮らし」を
実現しやすい環境があります。

自然や人とつながることで、
必要なものを手に入れることも
できます。

都会ではお金さえあれば暮らせるけど、
見方を変えれば、お金がないと暮らすのが
難しい場所。

頼りになるのは、なんといってもお金です。

かたや田舎では、お金のほかに、
自然も頼りになります。

地域の人とつながれば、
いろいろなことを教えてもらったり、
助けてもらえて、とても頼りになります。

たとえば、
田畑の世話をしてもらえたり、
伐採木を薪としていただけたり、

借りた田畑で、野菜やお米を
自分で育てて収穫することもできます。

自然の中で子供を育てたい人に
とっても、田舎は魅力的です。

たとえば、
いまは、コロナで仕事がお休みになったり、
リモートワークとなり、
子供たちも学校が休校で家にいる。

そうすると、
家族で過ごす時間が増えますね。

そんな時間を使い、畑をはじめたという方も
いるでしょう。

わが家では、小5の娘しーさんと
一緒に種を播いたり、
田んぼの準備をしたり。

また、ヨモギを摘んでヨモギ団子、
タンポポの花びらを摘んで、タンポポハチミツ、
といろいろ作って楽しんでいます。

タンポポハチミツは、
僕も知らなかったのですが
ハチミツのようにおいしい
タンポポの花のジャム。

今朝も、しーさんがヨーグルトに
タンポポハチミツを入れて出してくれました。

 

こんな時間は、とても楽しく幸せな時間。

そして、遊びを通じて子供たちに
生きる術を伝えられる
とても意味のある時間です。

教育も、Web授業に移行していくことで
都会と地方の情報格差もなくなっていく
と思うし、実際そうなりつつありますね。

オンライン化が進むほど、身近な自然を
直接体験する時間は、
ますます重要になるに違いありません。

コロナをきっかけに、
いろんなことが一氣に変わる
可能性があります。

 

消費中心の暮らしをするなら、
都会の方が絶対に便利だし、

映画や演劇、面白いイベントだって、
都会の方がアクセスしやすかったけど、

コロナの影響で、演劇やコンサート、
スポーツ観戦も当分の間はできない状況となり、

「あれ、都会のメリットって何だっけ?」

これが、今の状況かもしれません。

チェンジは、チャンスと隣り合わせ。

スペルを見ても
Change と Chance は

1文字しか変わりません。

大きな変化の時代は、
文字通り「大変」な時代です。

そしてそこには、足もとの暮らし方や
生き方を見直すチャンスが隠れています。

 

田舎で暮らす魅力とは?

農村集落のようないわゆる「田舎」で
暮らすメリットの1つは、

暮らしに必要なものが、買わなくても
自分で調達できること。

お米や野菜を自分で育てることもできるし、
燃料になる薪も、お金をかけずに手に入れられます。

 

自分の手を動かして暮らしを作るので、
お金はかからないけど、時間はかかります。

でも、時間をかけて作物を育てたり、
必要な家具を作ったり、というプロセスが
楽しくもあります。

たとえば、

広い田んぼの田植えが終わり、
青い小さな苗が風になびいているのを見たとき、

時には失敗しながら、苦労して
机やイスを完成させたとき、

丸太をチェンソーで切り、斧で割って
薪置き場に積み上げたとき、

自分が手を動かしてやり遂げた仕事を
眺めると、何とも言えぬ達成感や満足感で
心が満たされます。

もちろん、面倒くさかったり、
体がきつかったりすることもあります。

この大変さがあるからこそ、達成感や満足感を
感じるのでしょう。

楽々できてしまうことに、達成感なんて
感じないものね。

 

お金をたくさん稼いで、
必要なものをすべて買うライフスタイル

適度に稼いで、自分の手を動かしながら
必要なものを作るライフスタイル

どちらがいいとか悪いとかでは、
もちろんありません。

お金を稼ぐには、
知識と経験をいかして
多くの時間を使う必要があります。

自分で生み出すには、
やっぱり、
知識と経験をいかして
多くの時間を使う必要があります。

 

両者の違いは、

自分の時間を
お金を稼ぐのに使い、必要なものを買うか、

それとも、
暮らしを作るのに直接使うかの違いです。

 

できあがったものを買ってくる方が
カンタンだし、ある意味効率がいいでしょう。

でも、そこには
何かをやり遂げたり、生み出したりしたときに
感じられる達成感や満足感は、ありません。

 

どちらがいいか、悪いか、ではなくて、

自分がどんな生き方、暮らし方をしたいのか、
ということです。

自分の手でつくる循環する暮らしは、
時間がかかるし、面倒で不便なことも
あります。

でも、そんな日々の暮らしに、
楽しさやうれしさがたくさん
つまっているんです。

もちろん、都会暮らしであっても、
できることはあります。

いまの暮らしの中の自給率をできる
ところからアップしませんか?

そうすると楽しみながら、
安心を手に入れることができますよ。

 

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