ここ1〜2年、小6の娘におねだりされたことが2つあります。
それは、、、
ひとつが、
ハーブを育てる自分のハーブ園が欲しい
もう一つが、
ヤギを飼いたい
こういうお願いだったら、
よろこんで叶えましょう!(笑)
ということで、
石積みの小さなハーブガーデンづくりや
家畜小屋づくりのワークショップを企画して、
参加者さんたちと一緒に作っています。
玄関にハーブガーデンを作るのにあわせて、
石積みの階段を作ったり、
家畜小屋には、農機具小屋をくっつけたり、
娘の願いを叶えるついで(?)に、
しっかりわが家のニーズも満たしています(笑)
こういうリクエストが出るというのは
僕たち家族にとってはとてもうれしいことです。
幼稚園にも保育園にも行かないという選択
わが家の小6になる娘は、
幼稚園にも保育園にも行かずに
自宅で育てたので、
初めての集団生活が小学校でした。
なぜ、幼稚園や保育園に行かなかったのか?
それは、
自分の手でつくる暮らしを見せたかったから。
わが家は、家族で自然学校をしているので、
土日は主催の講座です。
だから、
平日に通園すると、
家族の暮らしの時間というのがほとんどなくなる・・・
せっかくなら、
自分の手を動かして作る暮らしを見せたいし、
一緒に体験できるといいな、
というのが自宅での保育を選んだ理由です。
娘が、まだよちよち歩きの頃から、
僕は、田植えや稲刈り、
畑仕事に機会あるごとに連れていき、
パートナーのナツキータは、
梅干しなどの季節の手仕事を一緒にしました。
2歳の誕生日には、包丁をプレゼントして
台所仕事も、少しずつやってきました。
わが家には、テレビもゲームもないので、
大工仕事で出た木端をおもちゃにしたり、
絵本をながめたり。
ゆったりと、
豊かな時間の中で子育てができました。
こんなふうに
自分の手で作る暮らしの中には、
たくさんの幸せや豊かな時間が詰まっています。
僕も昔は、田舎暮らしに憧れるだけでした
都会暮らしでも、できることは色々あります。
たとえば、
プランターで野菜を育て、
生ゴミをダンボールコンポストで堆肥化して、
小さな循環を作るとか、
これからの季節なら、
大豆と糀を買ってきて、自家製味噌を仕込むとか。
でも、いまから20年ほど前は、
僕も、手を動かす自給自足的な暮らしに
憧れているだけでした。
自然農で作物を育てたり、
自宅で味噌を仕込んだり、
こんにゃくを作ったりするなんて
できる気がしなかったし、
そういうことをするのは特別な人だ、
って思っていたんです。
でも、実際にやっている人と出会い、
話を聞いたり、体験する機会が増えてくると、
憧れていた暮らしが、
日常の中でどんどん実現していきました。
本を読んだり動画を見たりして
情報を集めていても、
暮らしはなかなか変わりません。
でも、実際に体験すると、
体の感覚で理解できるし、
少しずつ日常生活に取り入れることが
できるようになります。
もし、あなたも、
自分の手でつくる暮らしをいつかしてみたい、
と思うなら、
ぜひ体験できる機会を探してくださいね。
夢だった暮らしが、少しずつ現実に変わっていきますよ。
僕が家族と運営する
「風と土の自然学校」では、
自分の手でつくる循環する暮らしの様子や、
講座などの情報をメルマガでお届けしています。
こういう暮らし方に興味のある方なら、
きっと気に入っていただけると思います。
小さな一歩が、大きな変化の入り口です
漬物作りでも、干し野菜でも、
今すぐにできることはいろいろあります。
できることから少しずつ、
普段の暮らしに取り入れるのが、
楽しみながら農的暮らしを実現するコツなんです。
一つひとつは小さな変化でも、
1年2年と積み重ねるうちに、大きな変化につながります。
すると、3年後、5年後には、
理想の暮らしを日々送っているはずです。
興味があるなら、
小さな一歩をぜひ踏み出してみてくださいね。
僕たちも、
手づくり循環生活の情報を発信していきます。
同じ思いを持つ人たちのお役に立てたら、
めっちゃうれしいです!