「海にも水はたくさんあるから、節水って意味あるのかな???」素朴な疑問がとっても大事

自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

週末は、オンラインの連続講座

「おうちでパーマカルチャー塾」
7月2回目のクラスでした。

「おうちでパーマカルチャー塾」は、
オンラインで学び、自宅で実践!をテーマに
半年単位で学べる講座です。

 

 

今回のテーマは、

日本の自給率について。

少し前のクラスでは、
それぞれのご自宅について、

エネルギー、水、食べ物などの有機物の
循環がどうなっているかを調べていただきました。

 

今回は、もう少し視野を広げて

日本のエネルギー、水、食べ物を始めとする
有機物がどこからきて、どこへいくのか、
その大きな流れをつかむことがねらいです。

 

目次

「海にも水はたくさんあるから、節水って意味あるのかな???」という素朴な疑問

グループに分かれて、
エネルギー、水、有機物について、

調べてきたこと、普段考えていること
感じていることなどのシェアをしていきました。

 

ある参加者さんは、

先日お友達と話している時に
「水は、海にも川にもたくさんあるんだから、
節約する必要あるのかな?」
といわれて、

「そういわれれば、そんな気もするけど、
実際、どうなんだろう???」

 

という素朴な疑問を口にしてくれました。

 

こういう素朴な疑問って、とっても大事だと思うんです。

ここを入口に深めていくと、大きな環境問題が、
自分の暮らしともつながっていきます。

 

そして、

水をテーマにした絵本を図書館で見つけて
借りてきた、ほかのメンバーからは、

 

「私も驚いたんだけど・・・」

とその本に紹介されていた

私たちが使える水がどのくらいあるのかという
数字を紹介してくれました。

それは、

地球上の水のうち、
私たちが使える水は、1%もない、ということ。

 

 

実際のところ、

地球全体の水のうち、

海水が 97.5%

淡水は、たったの 2.5%!

 

しかも、
淡水のうち、約70%が
南極や北極の氷河などで、使えません。

 

さらに、残りのほとんどの淡水は
地下800m以下にあります。

 

僕たちが利用できるのは、

比較的浅いところにある地下水と
川、湖等の水に限られるんです。

 

実際のところ、僕たちが使える水は、
地球上のわずか0.02%!

といわれています。

 

このわずかな水を汚してしまえば、
とたんに僕たちはもちろん、
ほかの生き物たちも生きていけなくなります。

 

こんな風に、みんなでいろいろな話をしながら、
普段考えていることを深めたり、

新しく気づいたりしていく時間となりました。

 

環境によい影響と悪い影響のどちらを与えるのか?

水も、エネルギーも、そして食べ物も、

自分たちがどのように使うかによって、
環境に影響を及ぼします。

 

それが、いい影響を与えることもあれば、
悪い影響を及ぼしてしまうのか、

これを決めるのは自分たち次第という
話も出ました。

暮らしと地球の環境は、
やっぱり密接につながっているよね、

ということって、

頭ではわかっていても、
普通はあまり実感がないことかもしれません。

 

今回のクラスでは、このことが
今まで以上に実感できたようです。

 

「とても濃密なクラスだった」と、
感想もいただきました。

 

ほかにも、

ーーー

良き思いを持って、
いま足元からできることを始めることが、

世の中に対していい影響を届け、
世界にも広がっていく

というイメージを持つことは、
希望につながります。

同じ思いの仲間がいることが、
とても心強いと改めて感じました!

ーーー

一人だと、いろんな環境に関するデータを見てると、

あー、世界がどんどん悪くなってる・・・、って
なるけど、

みんなで話して、できることがわかると
やってみようって思えて、希望が出てきました。

 

「希望」があるから、足元から始められる

参加さんたちの口から
よく語られるキーワードの1つが、

「希望」です。

 

絶望して何もしなければ、何も変わらないけど、

できることが見つかって、

しかもそれを楽しく実践する。

 

いままで、野菜を育てたことがなくても、
種をまけば芽が出るし、

苗を植えれば、収穫できる。

 

こうした暮らしの中での変化から、
さらに希望を持って、やってみたい氣持ちが
大きくなっていきます。

 

オンラインの連続講座
「おうちでパーマカルチャー塾」では、

自然農のこと、季節の手仕事、
自給エネルギーのことなど、

サステナブルな暮らしを自宅で
始めるために役立つ内容を
仲間といっしょに学んでいます。

 

今回も、ある参加者さんがおっしゃってました。

一人でやるのと、仲間がいるのとでは、
「楽しさが全然違う!」

 

こういう仲間の輪が広がることが、

とても大きな力になるんだと改めて感じています。

 

そして僕も、
こうした仲間たちがいるから
さらに情熱を持って、取り組めています。

これもまた、情熱や行動のエネルギー循環。

できることからコツコツと。

 

楽しく実践する仲間の輪を広げていきたいと
改めて感じたクラスとなりました!

 

 

僕たちの「風と土の自然学校」は、

循環する暮らしと、わが家の自給率アップを
テーマにしています。

僕たちの手づくり循環生活の様子や
自然学校の最新情報をお届けする

無料メルマガ「風と土の便り」を
配信しています。

 

ご興味があれば、ぜひこの機会にどうぞ。

くわしくは、こちらをご覧ください。

 

8月末まで
自然農をする人の「タネの選び方」を
プレゼント中です!

 

風と土の自然学校の活動を、
いまのスタイルで始めて、11年目。

そのなかで、参加してくれた方たちと
つながり、仲間の輪が着実に広がっています。

 

オンラインの講座を始めてからは、
全国や海外にも仲間の輪が広がり、

本当にうれしくて、ありがたいんです。

 

全国、そして世界各地で同じ思いを持って、

今できることを、できる範囲で
循環生活を始めたり、取り組んだり、

 

それぞれの場所で、
それぞれが暮らしを楽しんでいる
様子も、お互いにわかるので、

僕たちもとっても
たくさんの刺激をいただいています。

では、また〜

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