冬が近づいてからでも間に合う野菜はあるの?

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風と土の自然学校 梅崎靖志です。

だんだん寒くなってきましたね。

僕が住む八ヶ岳も、紅葉が色づいてきました。

僕の所は、標高1000mなので、
あと数週間もすれば冬が始まります。

 
なので、これから種をまいても
年内に収穫するのはムズカシイ・・・
 
ちなみに、
昨年のちょうどいま頃、
「寒さに強い!」という
ブロッコリーの苗を植えました。
 
防寒対策として、ビニールのトンネルをしたけど、
収穫まで至らず、寒さで見事に枯れました💦
 
 
標高1000mの寒さは、
やっぱりビニールハウスがないと無理だな、
と学習しました(笑)
 
 
 
でも、冬直前のこの季節でも
タネを播ける野菜があるんです。
 
 
それは、、、
 
 
ニンニク!
 
 
 
ニンニクは、10月頃に播き、
越冬させて、翌年6月に収穫します。
 
寒冷地でなければ、
11月上旬でも十分間に合いますよ。
 
 
今日は、冬が近づいてからでも間に合う野菜、
ニンニクのまき方をご紹介しましょう。
目次

ニンニクのまき方

ニンニクは、1つのかたまりに

5〜7片ほどの鱗片があります。
 
これをバラバラにして地面に埋めるだけ。
 
 
 
通常、タネではなくて、鱗片を使います。
 
 
鱗片をバラしたら、もうすでに芽が出ている
ものがありました。
 
とがった先に緑色の芽があります。
わかるかな?
 
 
 
 
 
もし、タネ用のニンニクが手に入らない場合は、
スーパーで売られている食用のものでも大丈夫!
 
 
 
まず、ニンニクを植える場所の草を
地際から刈ります。
 
 
次に、鎌を地面に3〜5㎝差し込んで、
雑草の根を切る「根切り」をします。
浅く耕したような感じになります。
 
 
 
そうしたら、表面を整えて、
鱗片を埋める穴をあけます。
 
鱗片はとがった方が上になるように
埋めます。
 
深さは、ニンニクの鱗片の先端が
地表面から5cm位の深さになればOK。
 
 
株と株の間隔は10センチ程度です。
 
 
植えてから、1週間もすれば
かわいい芽が出てきますよ。
 
 
 
 
 
このまま越冬させると、翌年6月には
たくさんのニンニクが収穫できます。
 
 
特に、いまの季節は草も生えないので、
植えたらあとは、
収穫時期までほぼそのまんま(笑)
 
 
 
ニンニクは、収穫直前の頃、
花茎(かけい)を伸ばして
花芽(はなめ)をつけます。
 
 
でも、
鱗片を太らせるために、これは取ります。
この収穫したものがいわゆる「ニンニクの芽」です。
 
 
 
 
 
ポキッと手で折って、収穫して
炒め物に入れて食べるとおいしいですよ。
 
 
 
僕の所では、11月までに
キャベツや白菜などの葉物類や大根などを
収穫して、冬の間、畑はお休みです。
 
 
もう冬が間近なので、僕のところでは
これから播けるものはあまりありません。
 
 
僕と同じように
「もうすぐ冬だよ」という地域の方も、
10月中なら、まだ間に合います!
 
もう少し暖かい地域にお住まいの方なら
余裕で大丈夫です。
 
ニンニクを播いてみては、いかがでしょう。
 
 
 
 

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台所のニンニクをひとかけ、
畑やプランターに播いてみませんか?
 
 
しばらくすると、かわいい芽が出てきますよ!

 

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