【開催】水たまりが消えた!大地の呼吸を取り戻す水脈整備

 自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率アップをアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

先日、八ヶ岳循環暮らし学び舎さんのご依頼で、

大地の呼吸を取り戻す水脈整備と
循環型の暮らしをつくる「パーマカルチャー」の
ガーデンづくりのワークショップをしました。

 

お悩みは、

雨の日には、
母屋前の広場に水たまりができて
なかなか水が引かないこと。

 

そして、広場に隣接する
ハーブや野菜を育てている菜園を、

パーマカルチャーガーデンとして
リニューアルしたいというご希望でした。

そこで、2日間×2回の
連続ワークショップを開催することとなりました。

 

 

母屋前の広場は、駐車スペースとなっているため、
踏み締められて、地面は固くなっています。

だから、水も空気も通りにくい状態。

こういう状態なので、雨が降れば
低いところに水が集まり、なかなか引かずに
水たまりとなるのは当然のこと。

 

また、この広場は、
人が集まれるコミュニティガーデンのように
利用していきたいとのことだったので、

まずは、広場の周りに
大地の呼吸を取り戻す水脈整備をすることに。

 

固く締まった大地に、
水と空気の通り道を作ることで、
降った雨水が大地へと浸透できれば、
水たまりはできません。

 

そして、地面をゆるめることで、
植物が根をはり、生育できる環境へと
誘導していきます。

 

今回は、人力で溝を掘るには地面が固すぎるため、
ワークショップ前日に、重機で溝を掘っていただきました。

水脈整備の手順は、

①溝に細かい炭を播き

 

②穴の開いたパイプ(コルゲート管)を敷設。

 

③その周りに、太い枝、中くらいの枝を入れていき、

 

④上から葉っぱのついた枝をかぶせて、炭を播き

 

⑤土を再びかぶせます。

溝の途中には、所々、点穴と呼ばれる
穴を掘り、縦方向の空気の動きを促します。

参加者とスタッフ合わせて、15名のみなさんと
一緒に作業に取り組み、

夕方には、水脈整備が完了!

これで、広場の水たまりが消えてくれれば
水脈の効果が実感できます。

 

そして、2日目は、
朝からパーマカルチャーガーデンづくりとなりました。

この日は、なんと昼前から雨が降り始めたのでした。

雨の中、みんなめげずに、すごく楽しく
ガーデンづくりをして、夕方にはこちらも完成!

 

広場の水たまりは、どうなったかといえば、、、

いつもは、2カ所に水たまりができるとのことでしたが、
1カ所は、水たまりは出現しませんでした。

もう1カ所は、水脈から少し離れた場所なので、
水たまりが出現。

でも、移植ごて(小さなスコップ)や手で軽く
地面をなでて、水脈とつなげてあげたら
水たまりの水が、さーっと引いていくではありませんか。

これを見ていた参加者さんたち、
自分たちの仕事の結果を目の当たりにして
「おー!」とみんなで感動していました。

 

パーマカルチャーガーデンづくりの
様子は、別記事でまたご紹介します。

第2回となる次回は、
2022年11月14〜15日(月火)に
開催します。(無事、終了しました!)

循環する暮らしに役立つ
パーマカルチャー・ガーデンづくりの第2弾です。

らせんと曲線を活かした
ロックスパイラルガーデンと
曼荼羅ガーデンをつくります。

こちらは、まだ若干名の残席がありますので、
ご都合が合えば、一緒にガーデンづくりをしませんか?

 

ワークショップには、
本や動画で情報収集してもわからないことが
たくさん詰まっています。

詳しくは、こちらをクリックしてご覧ください。

 

1度、一緒に取り組めば、ご自宅の庭にも
自分でつくれるようになりますよ!

とても楽しいワークショップです。

今回は、初対面の方がほとんどでした。
それでも、すぐに打ち解けて楽しく協力しながら
取り組めたのは、興味関心が近いからに
違いない、と実感した2日間でした。

 

 

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