自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。
段ボールコンポスト、すぐ実践できそうです!
早速、段ボールを探してみます。
これで、最初の一歩を踏み出せます!
先日開催した、
段ボールコンポスト&手づくり循環生活の
お話し会には、
・自然農や循環型の暮らしに興味がある
・段ボールコンポストをやってみたい
という方たちが集まりました。
コンポストというのは、
キッチンの生ゴミをたい肥にするものです。
生ゴミを燃えるゴミにするのではなく、
たい肥にして、畑やプランターにまけば、
小さな循環を実践できます。
お申し込み時には、
「循環する暮らしに憧れるけど、
まだ何も始められていなくて・・・」
「以前、自己流でコンポストに
取り組んでうまくいかなかったので、
しっかり学びたいです」
とおっしゃっていた方たちも、
2時間のお話し会に参加した後には、
「コンポストはすぐに実践できそうです」
「早速、段ボール箱を探してみます!」
「内容が分かりやすくまとめられていて、
理解が進みました!」
と、手づくり循環生活の一歩を
踏み出す手応えを感じていただくことが
できました。
当日は、
・段ボールコンポストに必要な材料と作り方
・段ボールコンポストに向いている生ゴミと
向かない生ゴミ
・段ボールコンポストに生ゴミを入れるときに
気を付けること
・段ボールコンポストの設置場所の選び方
といった、基本のほか、
・分解がうまくいかないときの対処法
・虫の発生を抑える工夫と発生した時の対処法
・段ボールコンポストで作ったたい肥の活用法
などなど、
解説動画とスライドを交えてご紹介しました。
一つひとつ、具体的に写真や動画で
お伝えしたので、みなさん
「とてもわかりやすいです」
「これならすぐできそうなので、早速やってみます」
など、うれしいご感想をいただきました。
みなさん、一歩を踏み出すハードルが
ググッと低くなったようで、
ほんとによかったです。
また、ご質問もいろいろいただきました。
たとえば、
お庭に埋めるのとはどんな違いがありますか?
以前、コンポスターを使っていたけど、
すごく臭くなりました。
段ボールコンポストと何が違うのでしょう?
などなど。
ちなみに、生ゴミが臭くなる一番の原因は
酸素不足です。
水分が多すぎると、酸素が少なくなるので、
酸素がなくても分解できる「嫌気性」の
細菌が働きます。
嫌気性の細菌が働くと、
とても臭いニオイが出ます。
一方、
よく混ぜて酸素が豊富な状態をつくれば
酸素を使って分解する「好気性」の
細菌が働きます。
こちらは、
臭いニオイを出すことなく発酵が進みます。
こんなふうに、
具体的な方法と、その裏にある
理由の解説をセットにして
お伝えしていったので、
「なるほど〜」とみなさん納得でした。
このほか、当日は、
自然農の基本や、
私たちの「手づくり循環生活」の様子と魅力を
年間講座の様子も交えながらご紹介したので、
暮らしの循環の中で、段ボールコンポストが
どんな風に活用できるか、
イメージしていただけました。
そして何より、
「楽しそう!」とみなさん、
口々におっしゃっていたのが印象的でした。
手づくり循環生活の楽しさをお伝えできて、
僕もとってもうれしいです。
自分の手で作る循環する暮らしは、
すぐにできる小さなことから始めるのが
ポイントなんですよ。
そして、ダンボールコンポストは、
暮らしの中に循環を作るために
すぐに始められることの一つです。
次回、段ボールコンポストをテーマにした
オンラインお話し会は、
2023年2月28日(火)夜に開催します。
「循環する暮らし」を
自分の手でつくる最初の一歩として、
段ボールコンポストを始めてみるのは
とってもオススメです。
楽しい循環生活への扉を開く入口はこちらです。
↓↓↓
【オンライン講座】
段ボールコンポスト&手づくり循環生活 お話し会
録画視聴コースもあるので、
もしご都合が合わなくても大丈夫。
もちろん、リアルタイムでご参加いただければ
いろいろ質問していただけますし、
当日集まったみなさんと
やりとりしながらすすめるので、
初めてでも楽しくご参加いただけます!
段ボールコンポストは、
生ゴミを入れて数日もすると
跡形もなく分解されてしまいます。
微生物の力を目の当たりにできるので、
段ボールコンポストは、
とっても不思議で面白いアイテムです。
生ゴミは、有用な資源。
各家庭で、小さな循環が
たくさん生まれるといいですね。