いろんなチャレンジをさせてあげたいけど・・・
子どもたちが一緒に遊んでいる時、
ちょっとした喧嘩をしたりするのはよくあることです。
おもちゃを貸してほしいとか、いやだとか、
まあ、いろいろなきっかけがあります。
「このくらいのやんちゃは、経験として必要なのでは?」
と内心思うような場面があっても、
まわりのお母さんの目がつい氣になってしまい、
「やめなさい!」
なんて、強い声で制止してしまう・・・
そんな経験はありませんか?
「豊かな感性を育む」には、
楽しい、おもしろい、だけでなく、
失敗して悔しい、できない、悲しい、痛い。
そんな色とりどりの感情の体験が必要です。
でも、こうした体験をするには、
子どもにとってチャレンジできる「環境」が欠かせません。
ところが現実は、大人(親の)都合で
「経験」する機会を奪ってしまっている、、、
きっと多くのお母さんが、
そのことに気がついているのに、
何もできずに、どうしたら良いか分からずに
いるのではないでしょうか。
こうした様々な体験ができる場をつくるには、
お母さん同士の信頼関係が欠かせません。
ところが、日常の中では
“お互いさま”の信頼関係を育める機会が少ないのも
現実です。
本当は、子どもたちがいろいろな挑戦や経験を通じて、
成長していく場が欲しい。
でも、自分だけではどうすることもできない・・・
そんなふうに悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。
様々な感情体験が安心してできる場をつくりたい
私たちが、山梨県都留市に移住して農的な暮らしを始めたのは、2011年。
娘が1歳半の時でした。
わが家では、娘を幼稚園や保育園ではなく、自宅で保育することを選びました。
というのも週末は、主催の講座があるため、平日しか家族の時間が取れなかったことがあります。
自分たちの手を動かして暮らしを作る。
その姿を娘に見せたい、一緒に手を動かすことで暮らしを作る体験を一緒にしたい。
こんな思いがありました。
これは、とてもいい選択だったと今も感じています。
ところが問題がありました。
それは、保育園にも幼稚園にも行かないので、お友達がなかなかできない、ということ。
そこで始めたのが、親子の野外共同保育の活動「はねこっこ」
活動内容は、とてもシンプル。
お母さんが小さな子供を連れて、集落内を散歩しながら、季節の移り変わりを感じ、裏山の自然を舞台に思い切り遊ぶだけ。
これがとてもとても変化に富んだ楽しい時間となりました。
そしてなによりも、お母さん同士の絆が育まれ、
子供達が喧嘩をすることがあっても、相互の信頼感の下、
あたたかく見守り、解決を子供達に任せる心の余裕がうまれました。
なんでも語り合えるお母さんのつながりを育む場を
お子さんと一緒に楽しむだけでなく、
お母さんたち同士のつながりをつくることで、
何でも語り合える仲間に育っていく。
小さな子を育てる上で、信頼し合える仲間の存在が、
お母さんにとってかけがえのない財産になります。
これは、風と土の自然学校の
ナツキータこと、梅崎奈津子が
「はねこっこ」という
野外共同保育の活動に7年半取り組んで
確信したことです。
お母さん同士のつながりをつくることが、
子育てには、大きな助けとなります。
だからこそ、
出会ったお母さんたち、子どもたちと一緒に
活動しながら、お母さん同士のつながりを
作り、助け合える輪を広げたい。
こうした思いを形にしたのが、
お母さんと小さな子のための年間講座です。
手作りの暮らしをテーマに毎月集まり、
寝食を共にしながら、
お母さんたちが手と体を動かして活動します。
“お互いさま”の信頼関係を育てながら、
子どもたちが、いろいろな挑戦や経験を通じて、成長していく。
こうした場づくりを、集まったお母さんたちと
一緒にしていきます。
思いが詰まった親子の年間講座、
今年は単発参加も可能です。
緊急事態宣言が延長されたことで
6月スタートとなりました。
ぜひ、この機会に、自然の中で子育てしたい
お母さんたちの仲間に加わりませんか?
詳しくはこちらをご覧くださいね。
ご興味とタイミングの合う方と
ご一緒するのを楽しみにしています!
お母さんと小さな子の手づくり循環生活
(満員御礼ありがとうございました)
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