自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。
僕が暮らす八ヶ岳では、
森の木々が芽を出して、新緑がとてもきれいです。
「オンラインで学んで、自宅で実践!」を
テーマに開催している
「おうちでパーマカルチャー塾」
第5期が始まりました。
継続参加の方と、新しくご参加いただいた方が
一緒に学んでいきます。
全国各地から同じ思いを持つ仲間が集まり、
つながることができるのは、
オンラインならではの魅力です。
自分で畑を始めたり、手仕事をしたり、
楽しみながら暮らしの自給率を上げたい、
と思っても、何から手をつければいいか
わからないもの。
だから、自然農を自分なりに勉強して
始めてみたけど、
初めてだからよくわからないことも多くて
「これでいいのかな?」と
悩んでしまったりする方も多いんです。
だからこそ、
「こうすればいいんだよ」
「こう考えれば大丈夫」
という基本がわかると安心だし、
うまくいきやすくなります。
そして、
仲間といっしょに学ぶことで、
一人で取り組むよりも、さらに楽しく
実践できます。
僕たちも、参加者さんたちと一緒だから、
日々の暮らしの中で楽しく実践できています。
初回なので、僕たちの自己紹介のほか
参加者さん同士の自己紹介、
そのほか、自然農の基本とうね立てなどを
ご紹介しました。
せっかくなので、一部をご紹介しますね。
自然農の3つの基本
自然農とは、奈良県で農家を営む
川口由一さんが提唱しているもので、
3つの基本があります。
それは、
・耕さない:不耕起
・草も虫も敵としない:無農薬
・持ち出さない&持ち込まない:無肥料
普通の栽培は、
・耕す
・草や虫を農薬なども使って抑える
・肥料を施す
なので、まるで反対です。
でも、どちらかが正しくて、
どちらかが間違っていうことではないんです。
耕すのには、耕す理由があるし、
耕さないのには、耕さない理由があります。
大切なのは、自分自身が、
畑とどう向き合うか。
基本にある考え方によって、
草や虫、そして、自然との向き合い方は
変化します。
自然農では、
草とともに作物を育てることを大切にしています。
草も虫も、それぞれ役割があるので、
そこに出てくる理由があると考えます。
そして、草も虫も多様なので、
自然のバランスが保たれて、
いわゆる「害虫」と呼ばれる虫だけが
大発生することは、起こりません。
大発生したときは、何かのバランスが崩れている
サインです。
と、こういう話しもしながら、
自然農の基本と、うねの立て方などを
ご紹介しました。
僕も、自然農を始めて20年。
自然と寄り添いながら、作物を育てるので、
僕はそれがとても心地よいと思うんです。
たくさんの感想をいただきました
みなさんから、たくさんご感想もいただいています。
一部抜粋でご紹介すると、
ーーー
「他の参加者さんと仲良くなれそう!」
「質問の回答も梅ちゃんからだけではなく、
参加者の方から経験談を聞けたことも
嬉しく、みんなで作り上げている
空間だなぁと感じました。」
「初対面でも、同じような想いをもっている
人たちとの会話は楽しい!」
「参加者の皆さんの話を聞けるのも、
とても楽しみです。」
「楽しい学びをありがとうございました!」
などなど。
ーーー
感想などをシェアする時間は、
数人のグループに分かれるのですが、
全国から、同じ思いの人たちが集まっているので、
初対面なのに、みんなとても楽しそうに
お話ししていたのが印象的でした。
クラスは、月に2回なので、
4月末に2回目のクラスを開催します。
これから畑のシーズンが本格化するので、
みなさんの実践も、とても楽しみです。
このブログでも、
講座のポイントなどをシェアして行きますので、
お役に立てばうれしいです。
どうぞお楽しみに!