自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。
風と土の自然学校の母屋づくりから
始まったこのワークショップ、半セルフビルドの
ワークショップをしてきました。
私たちの拠点となる建物は、
柱と梁(はり)、屋根、2階の外壁は
工務店さんにお願いをしましたが、
1階の外壁と建物の内部は、
大工さんに指導をしていただきながら
ワークショップを絡めて作ってきた、
半セルフビルドの建物です。
その後も、
農機具置き場&家畜小屋をつくったり、
縁側をつくったり、
少しずつ、建物づくりを進めてきました。
パン焼き窯の屋根づくりに取り組みます。
半セルフビルドワークショップ
おかげさまで満席!
建築に興味はあるけど、
大工道具をあまり手にしたことがない、
という方も、
日曜大工は経験があるけど、
建物づくりは初めて、という方も、
建物を支える基礎づくりから、
柱を立てて、屋根をかける建物づくりまで、
一貫して学ぶことができます。
普通の建築の現場は危ないので
素人がなかなか入ることが
できない場所です。
そのため、建物づくりを学びたいと思っても、
素人が大工道具を手にして、実践から学ぶことの
できる機会は、ほとんどありません。
この建築ワークショップでは、
自然素材に詳しい大工の棟梁を講師にお迎えして、
建物のつくりや、基本的な道具の扱い方を
基本から一緒に学んでいきます。
もちろん、実践を通して学ぶので、
少しずつ技術も上達していきます。
母屋づくりの時の様子
建物づくりは、素人にもできるの?
建物づくりは、専門家でなければムズカシイ、
と思われがちですが、
実は、基本を教えてもらえば素人でもできる
仕事はいろいろあります。
もちろん、専門的な技術や知識が
必要なこともあります。
その一つが、丸太のあつかい方です。
最近は、丸太をあつかう機会が
めっきり少なくなったこともあり、
丸太をあつかえる職人さんは
ずいぶん少なくなったといいます。
丸太の加工は、手間と時間がかかるのですが、
今回は、建物の一部に間伐材を
丸太のまま使うことを予定しています。
つまり、
製材された角材と丸太を組み合わせた
建物になります。
作るのは、普通の四角い建物ではなくて、
六角形の「あずまや」のような
カタチにしたいと考えています。
もちろん、普通の建物と基本は同じなので、
ここで学んだことを活かして、人が住める
小さな建物を作ることもできます。
丸太をあつかうことができると
製材する必要がないので、
山の木を伐って、そのまま建物作りに
利用できます。
丸太と角材の両方をあつかえれば、
ご縁のあった様々な材料を利用できるので、
可能性が広がりますね。
そのためのコツもみなさんと一緒に
学びます。
今回は、風と土の自然学校と同じ、
長野県富士見町で
自然素材の建築に取り組む
建築工房「藁(わら)」の
代表 杉山則人さんに
ご指導いただきます。
手前が杉山棟梁
年季の入った本職の大工の棟梁から
直接学べる、またとない機会です。
自分の手で、建物づくりや改築、
リフォームをしてみたい、という
建物づくりに関心のある方の
ご参加をお待ちしています!
今後の予定としては、
今年、パン焼き窯の屋根を作り、
いよいよ来年は、
かまどを併設したパン焼き窯を
ワークショップで作る予定です。
<日程>
第1回 8月5−6日(土日)
第2回 9月9−10日(土日)
第3回 10月7、8、9日(土日祝月)
第4回 11月3−4日(土日)
<会場>
風と土の自然学校
長野県諏訪郡富士見町
JR中央線 小淵沢駅下車(送迎あり)
新宿駅から2時間
中央高速道路 小淵沢インターチェンジから
車で10分程度です。
2018年からスタートした
半セルフビルドワークショップも、
ひとまずこれで一区切りとなります。
素人が、建築を現場で実践しながら学べる機会は
ほとんどないので、
建物づくりを学びたい方には、とてもおすすめです。
おかげさまで、満席となりました。
ありがとうございます!