自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率をアップしよう!
風と土の自然学校 梅崎靖志です。
僕たちの自然学校は、
大人向けの講座を中心に開催しています。
が、今日も、子育て関連のお話しです(笑)
子育ての話しは、
畑の作物栽培や、職場での人材育成など、
さまざまなことにも通じるところが
あるので、
小さなお子さんがまわりにいなくても、
共通点を見つけて
楽しんでいただければうれしいです。
「いつか」は、いつ来るだろう?
いつか、子どもと一緒に
自然の中でのびのびと遊びたい!
身体を使って畑をしたり、
暮らしの手仕事など、
いろんな体験を一緒にしたい!
子どもに
とことん付き合って遊びたい!
こういう氣持ちはあっても、
忙しい日常の中では、
なかなかできない場面が多いものです。
思いはあっても時間がない・・・
「いつか、子どもに体験させたいな」
と思っていても、
あっという間に、時は過ぎて、
よちよちと歩いていた子が
すぐ走り回るようになり、
小学校に入学。
そして、あっという間に卒業して
中学生、高校生と大きくなっていきます。
成長段階によって、
子ども達の興味関心も、
どんどん変化していきます。
「いつか」は、今のままでは
ずっと来ないかもしれません・・・。
以前読んだ本に、こんな話がありました。
ーーー
娘が小さかったとき、
「公園で遊ぼう」とせがまれたが、
時間がなく、
時間ができたときには、
娘はもう公園には興味がなかった・・・
ーーー
娘を持つお父さんの話。
一緒に公園で遊びたいと言われたとき、
時間を作って遊んでいれば、
どんなに良かっただろう・・・。
今となっては、
取り戻すことができない
かけがえのない時間・・・。
きっと、このお父さん、
娘さんが小さいときは、
「いつか、一緒に公園で遊びたい」
と思っていたけど、
目の前のことに忙殺されて
しまったんですね。
これ、ほんとさみしいなー、と
胸がギュッとしめつけられます。
子ども達が
「ねえねえ、ママ聞いて!」
とか、
「パパ、あそぼ〜」
と、こちらに注意を向けて
くれているときは、
ずっと、これが続くような
気がするものです。
忙しい中、
「ほかにやりたいことあるんだけど・・・」
と心の中でつぶやきながら、
「しょうがないな〜」と思いつつ、
付き合ってあげる・・・
みたいなことって、起こりがちだと思うんです。
僕も、心当たりあるし💦
でも、こういう時期は、
本当にあっという間に過ぎていきます。
これは、年老いていく両親に対しても
同じことがいえますね。
昨年までは、出歩くのに
さほど苦労はなかったのに、
今年になったら、途端に出不精になったり、
体調がすぐれなかったり。
だから、やっぱり、
その時々で、できることを、
できる範囲でいいから精一杯していくこと。
いつやるの?と聞かれれば、
やっぱり
「いまでしょ!」
なんですね。
今はまだ小さいわが子に、
本当は、
自然の中でのびのびと遊ばせたい
子どもと一緒に、
種をまいたり、収穫したりして、
一緒に自然の恵みをたのしみたい
そう思っているなら、
今がそのタイミングです。
とはいえ、
実際には、
身近でできる環境がない、
とか、
どうやればいいかわからない、
と、そこで足踏みしてしまうことも
あるかもしれません。
様々な条件がそろわないとできない、
と思ってしまいがちだけど、
その条件がそろうときって、
いつ来ると思いますか?
実は、
そんな時はずっとこないかもしれない、
という可能性に、うっすら気づいて
いる方もいるでしょう。
だから、いつかではなく、
今できることをする。
「いつか」ではなく、
「どうしたら今、時間がとれるだろう?」
と考えてみる。
そして、ちょっと無理してでも実行してみる。
それが、後々
「あのときの私、グッジョブ!」
と思うことにつながる可能性が
高いと思いませんか?
もうすぐ夏休み。
ぜひ、いまできることができる方法を
探してみてくださいね。
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