自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率アップをアップしよう!

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

私たちの自然学校のテーマは、
「わが家の自給率アップ」です。

その中の1つとして取り組んでいるのが、
建築です。

私たちの活動拠点の建物も、

柱などの構造と、屋根を工務店に
お願いしたほかは、

すべて自分たちで、
ワークショップを交えながら、
つくってきました。

今回は、和室の掃き出し窓のところに、
ちょっと広めの縁側をつくっています。

 

目次

縁側の板を準備するところからスタート

縁側の板材は、僕たちが山梨県都留市に
住んでいた時、同じ集落の方からいただいた
伐採木から挽いたものを使います。

 

製材をして、そのままだったので、
棟梁の作業場にて、
表面を削って、きれいにしました。

もちろんプロが使う道具なので、
参加者のみなさん、見るのも使うのも
初めてのものばかり。

 

けがをしないように使い方を教えてもらい、
1枚1枚、ていねいに板を仕上げていきます。

 

仕上げはカンナで、角を削る
「面取り」もしました。

 

板材の準備ができたら、
次は縁側づくりの現場です。

 

縁側の基礎石の据え付け

まず、レーザーの墨出し器で水平を
出して、縁側を取り付ける高さを決めます。

 

次に、縁側を支える基礎石を据え付ける
位置を決めます。

 

1日目はここまでで終了。

 

2日目は、基礎石の据え付けのための
穴掘りからスタートです。

 

まず、基礎石を埋める位置に穴を掘ります。
深さ50センチほど。

どんどん穴が深くなっていきます。

穴が掘れたら、
底に10センチほどの厚さで
砂利を入れます。

本当は、砕石を入れて突き固めると
いいのですが、
今回は、用意したのが砂利だったので
軽くたたいて押さえる程度でした。

 

基礎石を穴に入れたら、
まっすぐに並ぶように位置を微調整。

すべての基礎石が直線に並ぶように
建物からの距離を測って、
正確な位置を決めます。

 

位置が決まったら、
まわりに砂利を入れて固定。
最後は土で覆土します。

 

基礎石が並んだら、土台の角材を
置いて、高さを確認。

基礎石と土台の角材の間には
スキマがあるので、
そこは束(つか)を入れます。

束とは、基礎石と土台をつなぐ
短い柱のことです。

 

このあと、束を取り付けるための
ほぞとほぞ穴をつくります。

 

もう少しで、縁側の板を張る準備が完了です。

次回の記事では、いよいよ縁側が完成します。

 

ところが、すんなり完成したわけではなく、
若干の、問題発生!

次回の記事に続きます。

 

 

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