こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。
年間講座「自然農と手作り循環生活 実践コース」11月の2日目レポートです。
担当してくれたのは、おーちゃんです。
ありがとうございます!
では、お楽しみ下さい。
11月4日(日) くもり
畑作業&竹切り
野菜の収穫
大根、さつまいも、小松菜、野沢菜、ピーマン、落花生、 にんじん、白菜、サニーレタス、かぶ、などが収穫できました。
間引き菜もたっぷり。
「どうやって食べると美味しい~?」
にんにく&えんどうをまきました。
来年の講座生へのお土産です。 無事育って見つけてもらえますように♪
途中パラパラと雨が降ってくるも、
なつきーたの作ってくれた、 おいも団子が美味しくてパワーがみなぎる!!
竹の伐り出し
緑の竹は1年目の竹で、根元にタケノコの皮が残っている。
竹細工などに使うのは、3~4年目くらいの竹が良い。
伐採は、11月頃が適期。水分と糖分が少ないので、カビや虫に強いとのこと。
竹の伐り方
倒したい方向の反対側からノコギリを入れる。
反対側にもノコギリを入れておかないと、倒れるときに竹が裂けてしまうことがある。
枝を落とすには、枝の付け根(節と節の間)にノコで切れ目を少し入れ、手前に引っ張る。
すると枝がきれいに外れる。
伐った竹は、3月の箸&バターナイフづくりの材料になります。
キムチ作り(1日目の続き)
前日に塩漬けした白菜を、ヤンニョムで漬け込む作業をしました。
白菜の水分を軽く絞り(うまみが抜けてしまうので絞りすぎない) 、ヤンニョムを塗り込んでいきます。
葉の厚い根元は、特に念入りに塗ります。
ヤンニョムを味見してみると、まだまだ辛味だけが強く感じられました。
つけ込んで熟成が進むと、だんだんとまろやかな味に変化するそうです。
木工 机づくり
貼り合わせた天板の反りを防ぐために、天板の裏面に3本の桟を打ちました。
天然木は、湿度に応じて膨らんだり縮んだりを繰り返します。
そのため、そり止めの桟を、 ビスや接着剤で固定すると、板が割れてしまいます。
そこで、「喰いつき桟」をつけました。
喰いつき桟にすると、天板が自由に収縮できるので、割れる心配がありません。羽釜のふたなどにも、使われている方法です。
①喰いつき桟を作る
桟となる木材の木裏側に、ルーターで溝を作る
②天板裏に溝を作る
喰いつき桟の溝の幅を測り、天板に墨をつける。( 鉛筆の線一本分のズレで使い物にならなくなる! との小杉さんの言葉にドキドキしながら線を引く)
線に沿って溝を彫る。
喰いつき桟を金づちで打ち込んでいく。
③脚を作る
設計図を見ても、 まだまだ完成図を思い浮かべることのできない私達でしたが、 小杉さんに説明していただき、高さを変えられる仕組みに納得!
続きの作業は12月の講座で取り組む予定です。
感想
・想像以上に盛沢山な2日間だった。
・キムチの作り方を実際に見ることができてよかった。
・木工は興味がありつつも、 自分1人で取り組むにはハードルが高かった。 実際に器具に触れたり、経験させてもらえることで、自分でも何かできそう、と、可能性が広がる気がした。
などなど