「手づくり循環生活」実践の知恵 八ヶ岳サイトを作ろう! 半セルフビルド・ワークショップ 建築&木工

素人に、建物なんて作れるの?

投稿日:2019年3月17日 更新日:

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。

花粉が飛ぶ季節になりましたね。花粉症、大丈夫ですか?

さて、昨年10月からスタートした半セルフビルド・ワークショップ。

風と土の自然学校の新しい拠点「八ヶ岳サイト」にて、建物づくりに取り組んでいます。

【第2期募集中】半セルフビルド・ワークショップ 2019年4月スタート

 

素人に、建物なんて作れるの?

建物づくりは、「素人には手が出せない分野」だと感じていませんか?

素人が建物づくりに関われる機会はなかなかないので、そう感じるのも当然です。

ところが、素人でも、やり方を教われば、かなりのことができるんです。

 

でも、素人が建築の現場で大工仕事を学べる機会は、なかなかありません。

 

これには、様々な理由があります。

・電動工具を使うので、危ない。

・素人に仕事を教えるのは、手間がかかる。

・素人は、仕事が遅いのでペースが狂う。

・素人がいると、仕事の邪魔になる。

などなど・・・

仕事として、建物を作る職人さんにしてみれば、このように思うのは、ごく普通のことなんです。

素人につきあってくれる希有な職人さんがいた!

今回、建築のワークショップが実現できたのは、素人を指導してくれる本職の職人さんがいてくれるおかげです。

それは、大工として50年の経験を持つ棟梁小杉和志さん。

小杉さんと、梅崎が出会ったのは2000年。
それ以来、建築やもの作りなどのワークショップを一緒にやってきました。

僕がお願いしてきた意外にも、様々な場面で素人さんのもの作りの指導経験をお持ちの方です。

 

小杉さんがいつもおっしゃるのは、

「興味を持ってくれる方に、自分の知っていることや、技術を伝えたい」

「目を輝かせて、自分の手でもの作りをする素人さんから、僕の方がたくさん刺激をもらっています」

 

そこにあるのは、経済効率ではなく、楽しさや、面白さ、やりがいを優先する心意気です。

 

いまの建築は、早い、安い、カンタン、でも・・・

いまの建築現場は、熟練した技術がなくても家が建つ、新建材やプレカットが増えています。

しかも、木造住宅の寿命は30年。

ローンが終わると、家も建て替える計算になります。

新建材が多用されている家は、数十年後には取り壊されて、大量の産業廃棄物になってしまうのが現実。
もちろん、環境負荷だって大きくなります。

 

80年かけて育った木を柱にするなら、80年以上使える建物にしなければ、持続可能ではありません。

自然素材を使い、手間をかけて、長く住める家を作るのが、理想です。

 

ちなみにヒノキの場合、伐採してから200年間は強度があがり、
その後、1000年間かけて伐採したときの強度に戻っていくそうです。

つまり、1200年経っても、充分に柱として使えるということ。

自然の力、すごいですね!

もの作りに必須の技術である「木と対話する術」を身につけるには?

材木の性質を見極めることができれば、歪みや、反りなどが引き起こす、ほとんどのトラブルは回避できる。

こんな風に、小杉さんは言います。

一本一本の材の性質を読み取り、クセのある木材も、その木の性質が活かせる場所に使う。

これが木と対話すること。
適材適所の知恵です。

 

今回の半セルフビルド・ワークショップでは、木の性質や扱い方も、小杉さんから直接学びます。

これは、書籍やインターネットではわからないこと。

直伝だからこそ、わかる技術です。

 

自分の思い描く建物をセルフビルドするには?

もし、あなたが家を建てるとしたら、

新建材の建物がいいですか?
それとも、自然素材の建物?

 

たぶん、自然素材の建物ではないでしょうか?

自然素材で作れば、化学物質過敏症の心配もなく、建物が役割を終えたあとには、多くの材料が自然へと還っていきます。

こうした建物を作るには、昔ながらの技術がとても役立ちます。

もちろん、精度の高い仕事ができるようになるには時間がかかります。

でも、道具の使い方を学び、建物の作り方を学べば、素人でもかなりのことができるようになります。

 

一方、効率優先のいまの家づくりでは、時間をかけて職人を育てる余裕がありません。

だから、昔ながらの技術を持つ職人さんは、少なくなる一方です。

 

年季の入った職人さんから、こうした技術を直接学べる機会は、ほとんど皆無と言っていいでしょう。

だからこそ、半セルフビルド・ワークショップは、

とても、とっても、とっっても貴重で、特別で、レアな機会なんです。

自分の手で建物を作る技術を、身につけたくありませんか?

技術は、早く習得すればするほど、人生で生かせる時間は長くなります。

どうせやるなら早いほうがいいと思いませんか?

 

建築や木工に興味がある、自分でできるようになりたい、

という気持ちをお持ちの方、ご参加をお待ちしています!

  
2019年4月から第2期がスタートします。

現在、第2期から合流する仲間を若干名募集中です。

半セルフビルド・ワークショップ、詳しくはこちらをご覧ください。

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