年間講座「自然農と手作り循環生活 実践コース」10月 1日目のレポートです。担当してくれたのは、はんちゃん。

どうぞお楽しみください!

近況報告&卒業制作の話し合い

午前中は近況報告の後、卒業制作の話し合いをしました。

卒業制作とは、年間講座の中で学んだことを活かして、暮らしの中で使う道具や、循環する暮らしを伝えるツールを作るというもの。

3月の卒業式に向けて取り組んでいます。

9月に出した取り組みたいテーマ毎に、グループに分かれて話し合いです。

出ているアイデアは、

ソース作り、竹細工、アルバム、ソーラー発電システム、エコラップ、保存食レシピ、地域通貨、シードバンク、石鹸作りなど。

希望項目に分かれて話し合いをしました。

 

昼食後は稲刈り!

6月にみんなで手植えをした苗たちがお米をたくさんつけて黄金に輝いてこうべを垂れていました!神丹穂(かんにほ)という、濃い紫色の穂もありました!立派に育っていて感動しました。


地面には雑草がほとんどなくて、かわいい緑のレンゲソウが生えていました。9月に種をまいたものだそうです。

レンゲソウはマメ科なので、空気中の窒素を土中に取り込む根粒菌が根につくので、窒素肥料の代わりをしてくれる素敵な植物です。

さて、稲刈りです。鎌で5〜6株くらいをザックザックと刈って束にして、根元の枯れた葉っぱなどを手ですくようにして取り除きます。切り口の高さをそろえて地面に置きます。その上にあと角度を変えながら束を重ねて3束で1セットにして置いていきます。

 

セットの作り方は、まず束目を地面にお置き、束目は束目の上に、切り口の場所は重なるようにして少しずらして置き、束目束目に重なるような感じで置きます。

刈り取った稲をセットにしてどんどん地面に置いていきます。

 

そのあと今度はそのセットを去年の藁を3〜4本使って縛っていきます。セットの根元側を藁でくるりと1周してクロスさせて絞めつけながら、ゆるみがないようにしっかり留めます。(これが意外に難しい!)藁はぬらすことでしなやかになるので、力を込めて絞めても切れたりせず、とても強かったです。

 

今度はそれを「はざ」にかけて干していくのですが、はざをのせる脚の立て方がとても興味深かったです。知恵です!

 

3本の棒を三脚のように開いて、「はざ木」を乗せます

 

はざ木に先ほどのワラでまとめた稲をかけていきます。

しばった束を1:2の量に分けてはざ木にかけていきます。

手前が1だったら、次は手前が2、という風に交互に隙間なくかけていきました。

暑くもなく、寒くもなく、日差しも程よく強くなくて、最高の天候の中の作業でとても気持ちがよかったです。

そのあとはお風呂へ移動。作業のあとの温泉は最高でした!

ちなみに、用事があって1日目だけの参加になった ありーは、みんながお風呂へ行った後、電車の時間まで田んぼに残って絵を描いていたそうです。

ほんの短い時間のうちに描いた、何枚かのうちの1枚。

さすが、雰囲気出てます。

夕食

お風呂のあとは大好きなナツキータの献立による夕食💛

 

この日の夕食は、高野豆腐のフライ、じゃがいもともちきびのペペロンチーノ、リンゴと水菜?のサラダ、ご飯とお味噌汁。特にじゃがいもともちきびペペロンチーノは超おいしかったです!

ナツキータ&作ってくれたみんな、今回もおいしいお食事ありがとう。💛ごちそうさまでした!!!

天然酵母のパン作り

夕食後は天然酵母パンの生地作りでした。


酵母のおこし方に始まり、みんなで計量、混ぜて、こねて天然酵母パン生地までの作業をしました。

レーズンを使ったパン種の作り方を説明してもらった後、みんなで計量してパンこねです。

体重をのせて手のひらで生地をリズムよくこねました。生地は休ませるのも大事なのだと学びました。

 

できた生地はビニール袋に空気いれて空気を抜いて、冷蔵庫の野菜室へ(の予定がキッチンにおいてあったそうです(笑)。)

 

結構こねるので、ひとりでやったら汗かきそうですが、思ったよりシンプルで自分でも作れそうなので、ぜひ試してみたいと思います!

恒例交流会

パン生地をこねた後は交流会。

しーちゃんが、目の前で昔ながらのジューサーで絞ってくれた青みかんのジュースがさわやかでとってもおいしかったです!

みかんは期生ゆきちゃんのご実家(ミカン農家)で、うめちゃんたちがいただいてきた摘果ミカンでした。

  摘果ミカンと昔ながらのジューサー

10月 2日目のレポートはこちらからどうぞ!

 

ほぼ週刊メルマガ「風と土の便り」

自然とつながる農的暮らしのヒントをお届け!

風と土の自然学校からの情報が届きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次