これはおいしい!わら灰コンニャクのつくり方 年間講座 自然農と手づくり循環生活

自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率アップをアップしよう!

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

年間講座「自然農と手づくり循環生活 実践コース」

12月の会は、コンニャクづくりと正月飾りづくり。
そして、収穫祭を開催しました。

 

今回は、
コンニャクのづくり方をご紹介します。

目次

わら灰のコンニャクづくり

コンニャクをつくる方法は、いろいろあります。

僕が、いまから30年ほど前に
初めて教えてもらったのは、
コンニャクソーダと呼ばれる炭酸ナトリウムで固める方法です。

その後、炭酸カルシウム(石灰)で固めたコンニャクが
おいしいよ、と山梨時代に、とてもお世話になっていた
お隣のお母さんから教えていただきました。

やってみると確かに、コンニャクソーダよりも
やさしい味になりました。

 

そして、八ヶ岳に移転して、3年前から始めたのが、
わら灰を使った方法です。

このわら灰で作る灰汁(あく)を使った
コンニャクが、ホントにおいしいんです!

もし、わらが手に入るなら、
イチオシのおいしさです。

 

その1 こんにゃくいもの準備

今回使ったのは、
自然農の畑で収穫した
この2つのこんにゃくいも、

重さを測ったら、2つともまったく同じ重さ!

見た目は違うのにみんなでビックリでした〜

 

まず、こんにゃく芋の皮をむいて、
小さく切り分けます。

生のこんにゃく芋は、
素手で触るとすごくかぶれるので
必ず手袋をします。

切ると、ピンク色がかったきれいな色になります。

 

その2 わらを燃やして灰汁(あく)を作る

脱穀が終わり、干してあった藁(わら)を燃やして
わら灰を作ります。

ワラの量は、こんにゃくいも1kgに対して700gです。

長いままだと、扱いにくいので、
押し切り(裁断機)でワラを半分に切ります。

 

たき火台に乗せて、マッチで着火。

 

炎が収まり、真っ赤な「おき」に
なりました。

 

それを、火バサミでつかんで
大鍋で沸かしたお湯に投入!

ちなみに、水の量は、
こんにゃくいも1kgに対して6リットル。

今回は、15リットルの熱湯を用意しました。

 

15分ほど置いてから、ザルでこします。

 

鍋には、真っ黒な液体がたまりました。

  

これを、ザルに集めたわら灰で濾します。

わら灰といっても、白い灰になる手前なので、
ワラ炭といったほうがいいかも。

この炭の吸着力で、真っ黒な液体が、
だんだんと透明になっていきます。

一番左が、ワラの炭で濾した1回目。
その隣が、2回目。
そのまたとなりが3回目。
一番右が4回、ワラ炭で濾した灰汁です。

1回濾しただけだと真っ黒なのに、
2回目にはかなり透明に!

ワラ炭の吸着力がスゴいです。

 

その3 こんにゃくいもをすりおろす

こんにゃくいも1kgをすりおろして、
4リットルの灰汁とよく混ぜます。

今回は、文明の利器 ミキサーを使いました。

あっという間にトロトロの
コンニャク液(笑)の完成!

こんにゃくいもと灰汁を
鍋に流し込み、よく混ぜます。

 

すると、あっという間に固まり始めます。

一晩寝かせて、翌朝にゆでました。

 

その4 コンニャクの成形&湯煮

お湯を沸かすために、
マッチで薪に火をつけます。

実は、昨日、
お湯を沸かすのに、マッチを使った
火おこしを練習しました。

風でマッチの火が消えてしまったり、
1度、火がついたと思っても、
すぐに消えてしまったり・・・

 

慣れれば、簡単に火がつくけれど、
はじめはみなさん、苦労します。

昨日の復習を兼ねて、再度、マッチで
薪に火をつけます。

 

 

そして、いよいよコンニャクの成形です。

鍋に入れて、一晩寝かせた生のコンニャクを
お椀ですくって、手で形を整えます。

 

 

灰汁と混ぜたら、素手で触ってもかぶれません。

形を整えて、沸かしたお湯に入れて煮ます。

はじめは沈んでいますが、
暖まってくると浮いてきます。

浮いてきたら、約30分強火で煮て
できあがり!

  

トゥルントゥルンで柔らかい
それはそれはおいしい  コンニャクができました。

 

この日は、昼前から収穫祭。

コンニャクも、収穫祭でふるまわれました。

小さな子供達にも大人気で、
パクパク食べてました!

 

12月の年間講座では、
わら灰のコンニャクづくりをしました。

1年間通じてのテーマは、
「わが家の自給率アップ」です。

草も虫も敵としない自然農と、
循環する暮らしをつくるパーマカルチャーの
考え方をベースに、

衣食住、エネルギーと健康(セルフケア)について
仲間といっしょに、様々な実習を通じて
学びます。

循環する暮らしや、自然農のはじめ方を
テーマにした、オンラインのお話し会も
あります。

もし、こういう暮らしにご興味があれば、
きっとお役に立ちます。

詳しくは、こちらをクリックして
お話し会の内容をチェックしてくださいね。

【オンライン講座】
自然農のはじめ方&手づくり循環生活のお話し会

 

ここ数年のコンニャク作りでは、
わら灰の灰汁(あく)を使う方法で
しています。

普段、ご自宅でコンニャク作りをしている
ご近所さんにも、召し上がっていただいたら、

「これはおいしい!」と大好評でした。

でも、わら灰で作るコンニャクには、
ワラが必要・・・

都会の暮らしだと、
ワラがなかなか手に入りません。

そんなときは、

コンニャクソーダ(炭酸ナトリウム)
または、消石灰(水酸化カルシウム)が
あれば作れます。

どちらも食品用のものを探してみてくださいね。

個人的なオススメは、水酸化カルシウムです。

ネットでも購入できますよ。

 

畑で収穫したこんにゃくいもで
コンニャク作り。

 

正直なところ、
僕もはじめは、やってみたいけど、
ハードルが高いなー、と思っていました。

でも、やってみたら、意外と簡単。

自分の手で作る暮らしは、
ちょっとしたコツさえわかれば
全然難しくありません。

というのも、昔は普通の人たちが
普段の暮らしの中でやっていたこと。

だから、そんなに難しいことは
ひとつもないんだなぁ、と

手づくりの暮らしをやればやるほど、
そう感じます。

よかったら、機会を作って
チャレンジしてくださいね。

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