自然農と手づくり循環生活 レポート

自然農 野菜苗の定植 & 循環する暮らしのデザイン【手づくり循環生活 5月 1日目レポート】

投稿日:2016年5月19日 更新日:

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。
さわやかな風と光が気持ちのいい、初夏になりました。いかがお過ごしですか?

4月からスタートした年間講座 第5期となる「自然農と手づくり循環生活 実践コース」
5月1日目のレポートです。

担当してくれたのは、はのちゃん。
忙しい中、ありがとうございます!

1日目は、
・コンパニオンプランツについての講義
・自然農の畑での苗の定植の方法
・循環生活を作るシステムデザイン
・宿題発表(子供スペースの棚のデザイン)
・交流会

どうぞお楽しみ下さい!

ーーーーー

10:15~

■改めて自己紹介

今月から登場!の ぐみちゃんと大ちゃん(だじー)を迎えて。
めぐみが二人いるので、前泊したじゅんとなつきーたが(勝手に(笑))ニックネームを考えてくれました。

■簡単に近況報告

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前回から今日に至るまでに起こったことなどを全員でシェア
・道に生えている草が気になって仕方がなくなった(ゆきちゃん、樹さん)
・庭に家庭菜園ス ペースを作った。父が意外と協力的だった。(まやちゃん)
旦那が協力的でびっくりした。(久美子さん)
・種をまいたら芽が出た。出なかった。出たけれど、草かどうか見分けがつかない。(ふきちゃん、まっちゃん夫妻)
・移住先の仕事の面接に行った(じゅん)
などなど 早速、暮らしに変化が出てきている人が多いように感じました。

近況報告が終わった時点で、記録が決まったので全員分覚えていなくて ごめんなさい!

■講義

詳しくは配布資料参照

1.コンパニオンプランツについて

・一緒に植えることでよい影響を与え合う

・お互いに競合しないこと

・あくまでも、やり方の一つ。参考程度にす るのがよい

・混植(家庭菜園向き。ひとつの畝にたくさんの種類が植えられている)

・間作(列ごとに種類を変える)

2.バンカープランツ
農作物の害虫をえさとする天敵が繁殖する植物

3.役割
害虫を防ぐ、動物から守る、おとりになる←障壁、縁取り、忌避効果

・連作障害

連作すると出ることがあるので、育てる畝を毎年変えるとよい
同じ科の連作も避けるとよい)

■お昼ごはん

豆腐とねぎのみそ汁&各自持参のお弁当

■午後 畑実習~苗を植える(定植)

・植え時
都留だと遅霜の心配があるのでGW以降に植えるのがよい

・購入苗を選ぶ時のポイント
双葉が元気、節の間が詰まっている、黄色くないものを選ぶとよい

・植える前に
30分前に苗の根元に水をあげる(この時、葉にはかけない)

・今回植えた苗

①ホームセンターで購入した苗
F1ピーマン、F1ナス(千両2号)、F1きゅうり

②育苗した苗
固定種トマト(アロイトマト、F1種の桃太郎が原種)
ブラジルミニ
固定種の渡辺成功キャベツ
固定種レタス(はのさち農園産の苗)
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・植え方

①ポットに生えている草をとる

②手のひらサイズに草を刈って脇によける(後で使うので、分かるように)

③草のないところにまとめて土を出す(鉢のサイズに合わせて掘る)

④水を穴になみなみといれる
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⑤水が引くのをまつ
水が入れたとたんに引いていく場合は、ネズミの穴があるので、穴をふさいで水を入れ直す。

⑥水が引いたら苗をおく
根元を押さえてひっくり返す。ポットから出したときに根をほぐさずに、そのまま植える。
苗に気づかれないようなつもりでそっと。

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⑦苗を植えたら、土をかける

周りと同じ高さになるがベスト深すぎても、浅すぎてもよくない

※トマトは、一番下の本葉が出ている節まで地面にうまるように、
寝かせて植えると、茎からも根っこが生えてより丈夫に育つ。

苗の根が土と密着するように、株元の土をしっかりおさえる。
また、乾燥防止に株元に草をしく。

・施肥

地力が足りない場合は、苗の根元に、補いとして油かす(菜種の搾りかす)や米ぬかをうすくまく。
分厚くなると腐敗の原因になるので、気をつける。

油かすや米ぬかが、葉にかかったときは手ではらい落とす。

特に、ナス、キャベツなど養分をたくさん必要とする野菜に施すとよい。

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・支柱の立て方

野菜の大きさに合わせて形やサイズを決める
ピーマン、ナス ⇒ たてに1本挿す

トマト ⇒ いろいろなやり方がある。支柱は次回

キュウリの支柱 ⇒ 今回は、3本の竹をティピのように組みたてました。

まず、1本立てる。2本目は、1本目の竹の下側に重ね、3本目は2本目の下側に重ねる。

棒はぐらぐらしない深さまで、地面にしっかりとさす。

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※八の字に紐を結ぶ  ⇒ 支柱と茎の接触を防ぐ。
竹などの素材がおススメ。
特にツル性の作物に金属の支柱を使うと、高温になって焼ける可能性がある。

15:20~

■システムデザイン(循環する仕組み)

講義とグループワーク

ニワトリを例にすると

input(ニワトリの体に入るもの)は・・・雑草、穀物、水、空気、虫

outpu(ニワトリの身体から出てくるもの)は・・・
卵、肉    ⇒      人 ⇒ 糞、尿 ⇒ コンポストトイレ ⇒ 畑 ⇒ 野菜 ⇒ 人間
フン ⇒ 畑 ⇒ 野菜 ⇒ 人

ポイントは、ある要素のアプトプットが、他の要素のインプットになるように、循環や流れをデザインすること。

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【システムデザイン実習】

循環生活を実践する上で、大事な要素である「有機物」「水」「エネルギー」の3つのグループに分かれる。

梅崎家の循環の様子をヒアリング。
現状の循環のほか、「こんなふうにするといい」という提案があれば、あわせて描き込み、模造紙にまとめる。

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◇チーム有機物 じゅん、まやちゃん、ぐみちゃん、はのちゃん

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◇チーム水 めぐちゃん、まっちゃん、くみぽん、けいさん、だじー
雨水のトイレ、台所などへの利用を提案

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◇チームエネルギー やまちゃん、ゆきちゃん、樹さん、くみこさん、ふきちゃん

オフグリッド、薪による風呂&調理を提案

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ふりかえり

大事なことは、複数のバックアップをもつこと。

■お風呂

リニューアルオープンした都留市の温泉「芭蕉の湯」へ

■夕食

ごはん、さつまいもの竜田揚げ、サラダ葉物(つけあわせ)、豆腐団子の甘酢あんかけ
チンゲン菜とねぎのレモン風味炒め、春雨のチャプチェ(水で戻すのがポイント)、スギナのふりかけ、みそしる
メニューは、彩り、味(甘い、しょっぱい、苦い、辛い、すっぱい)、旬の食材を意識して構成しています。 byなつきーた

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■宿題の発表

ラフなスケッチから、本格的な設計図まで多彩なアイディアがあふれました。
なかには、段ボールで模型を作ってきた人まで!

そして、ちゃぶ台は意外と難易度が高いことが判明〜

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■交流会

みんなでいろんな話で盛り上がり、夜も更けていきました。

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感想

全員集合できてよかったです。
初めましての、”だじー”と ”ぐみちゃん” もすぐにとけこんで(私はそう感じました)、前回から一緒にいるようでした。受け入れてくれている梅崎家と参加者ひとりひとりのみんなと仲良くなっていこうという姿勢がすてきだなと思いました。なかなか一人ずつじっくり話す時間がないけれど、もっとみなさんのことを知っていきたいなと思いました。

8日の蜂の話がおもしろすぎて、昼食のとき、外でみんなをまっているとき、講義中、質問があふれてとまりませんでした。

⇒おかげで、みんなでいろんな話が聞けて大盛り上がりでした。はのちゃん、ありがとう(うめ)

 

2日目 自然農 野菜苗の鉢あげと種まき へつづく

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年間講座6月の2日目レポートは、まっちゃんが書いてくれました。
ありがとうございます!

レポートの全文は、こちらからどうぞ!

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◇朝の散歩

6:30 朝の散歩は前日田植えをした田んぼの様子を見に行きます。

田んぼには、鏡のように景色が映り込み、とてもきれい。

 

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◇自然農の畑の手入れ

今回はまずニンニクの収穫。土中のニンニクを傷つけないようスコップで大きめの円を描いて掘り出しました。

そして、各班にわかれ、育った野菜の収穫のほか、伸びすぎた草を刈って作物の根元にしき、栄養分の補いとして油かすをまいいて、それぞれの畑で手入れをしました。

 

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翌日は、雨予報。
人参を蒔くのにちょうどよいということで、人参の種蒔きと、踊ると大きく育つ(!?)恒例の人参ダンスも。

「おおきくなぁれ!」笑顔でニンジンダンス

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みんなで山分け中〜

 

◇ブランチ

10:30 畑仕事を終えてブランチ
ナツキータのカボチャとジャガイモのカレー、高野豆腐のキーマカレー、トマトと切り干し大根とレタスのサラダ、フルーツに晩柑(ばんかん)

 

昼食後は、前日の田植え疲れを考慮して、少し長めの休憩時間・・・

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◇身近な薬草の活かし方

12:00 一通りレクチャーを受けた後で、畑に移動してハーブボールの材料を集める係とヘビイチゴを集める係に分かれて植物採集を行いました。

※ハーブボールとは、細かく刻んだ野草を正方形に切ったさらし布でつつんだもの。

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ハーブボールの材料になるのは、
・ハルジオン(茎の中が空洞。今回はほとんどなかった?)
・ヒメジョオン(茎の中が詰まっている)
・ヨモギ
・スギナ
・カキドオシ
など

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畑に生える草をたくさんとりました!

その後、柿の葉とビワの葉を取ってから自然学校へ戻り、いよいよハーブボール作りです。

柿の葉は、柿の葉茶用。ビワの葉はビワの葉エキス用。

ちなみに、ビワは2〜3年目の古い葉を使います。枝先は1年目の葉。

2年目、3年目の葉は色が濃くて、硬くしっかりしているのでわかります。

 

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柿の葉を取る

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左が柿の葉

右は、ヘビイチゴエキス用のヘビイチゴ。虫刺されのかゆみ止めによく効きます。

 

そこに、果実酒用のホワイトリカーを注ぎ、1〜2ヶ月ほどすれば使えます。

 

◇ハーブボール作り

ブルーシートを広げた上に、採集してきた山のような材料を広げます。
草をハサミで細かく刻みます。茎が固くなっているところは、茎から葉と花をばらしていきます。
かなり大量に必要、とのことでみんなで頑張りました。

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そうしてこれらの葉と花を30cm弱四方のさらし布で、茶巾状にくるんでいきます。
これを蒸し器にいれて強火で1分半。

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これを首、肩、背中、お腹などにあててじわ~っと温めます(キモティ~!)
使い終わったハーブボールは、入浴剤としてお風呂にいれてもよいそうです。

※身体にあてたハーブボールは、身体から出たいろんなものを吸っているので、他の人が入るお風呂には入れないように、とのことでした。

慣れない筋肉を使った田植えで疲れた身体に、心地よい温熱効果でした!

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自然農 畑の冬支度と竹の伐採・切り干し大根作り 循環生活12月1日目レポートです。

4月からスタートした第5期の年間講座も、残すところあと3回。

講座のメンバー、それぞれ暮らしに活かして楽しんでくれています〜

では、どうぞお楽しみください!

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