このワークショップでは、材料を採寸して切り出すところから
白木の重箱を仕上げるところまで、全工程を体験しながら学びます。
使う材料は、国産のスギです。
重箱が暮らしの中で活躍します!
重箱って、意外と活躍する場面がいろいろとあるんです。
お花見、運動会、おせち料理、家族でいくピクニックや動物園などなど。
お弁当を、プラスチックの容器から重箱に変えるだけで、何倍もおいしくなりそうな氣がしませんか?
木のいい香りもするし、木の材が調湿してくれる。
だから、湿気がこもりにくく、乾燥も防いでくれます。
普段の食事で、おかずを盛り付けても素敵ですね〜
ほかにも、大切なものをしまう「小物入れ」として使うことだってできます。
大きさは、用途に合わせて作ることができます。
暮らしの中に、自分で作った重箱があったら、すてきですね。
自分で手づくりしたものは、手にする度にちょっとうれしい氣持ちが湧いてきて、毎日の暮らしが楽しくなります。
重箱は、本格的なふき漆仕上げ
最後の仕上げは、拭き漆です。漆で仕上げた重箱をご自宅にお届けします。
また、白木仕上げをご希望の場合は、当日お持ち帰りいただけます。
全工程を通して、「本格的な重箱づくり」ができる機会は、なかなかありません。
素人でも作りやすいように、講師の小杉さんがいろいろな工夫をしてくれています。
試作品の写真をいただきました。これは、漆を塗る前の白木の状態。
こんな感じです。素敵でしょ?
講師の小杉和志さん(工房自遊人)のこと
講師は、大工の棟梁であり、木工職人でもある工房自遊人の小杉和志さん。
小杉さんは長年、木を活かした家造り、物づくりに携わってきた職人さんです。
大工としての伝統と技術の継承者であると同時に、常に新しいチャレンジをして、仕事を楽しみながらも、進化し続ける真摯な職人魂には、とても刺激を受けます。
いつも、本当に楽しそうに、そして真剣に仕事をしている姿に触れるたびに、心底、木と向き合う仕事が好きなんだなぁ、と感じます。
昔気質の職人さんというと、取っつきにくい印象があるけど、小杉さんは、遊び心があって、発想が自由で、仕事はまじめ。
建築や木工に興味のある人なら、いつでも自分の技を伝えたいと思っている希有な職人さんです。
工房自遊人の小杉さん
重箱づくりだけではなく、小杉さんと3日間一緒に過ごす。
そして、職人さんの空気に触れ、木目の読み方、道具の使い方、木とのつきあい方を、参加するみなさんと一緒に学べたらいいな、と思っています。
建築や木工に関心のある方にとって、年季の入った職人さんからいろんな教えを直接、しかも少人数で受け取ることのできる数少ない機会です。
この講座の大きな魅力は、自分で本格的な重箱をつくれるのに加え、職人 小杉和志さんの技と姿勢に触れられる点です。
全体の工程
まず、ご自分の用途に合わせて材料を採寸して、切り出しと加工。
それから、組み立て&接着をして、白木の重箱が完成させるところまでを、
今回のワークショップで行います。
その後、小杉親方に「拭き漆」仕上げをしていただき、ご自宅まで宅配便にてお届けします。
漆は、4回塗りなので、とてもきれいに仕上がりますよ。
作る重箱について
今回は、2段の重箱を作ります。
おせち料理はもちろん、小物入れなど、用途はいろいろ。
【大きさの目安】
サイズは、5寸(約15㎝)〜8.5寸(約25㎝)、深さは2寸(約6㎝)です。
用途に合わせてお作りいただけます。
【仕上げ】
仕上げは、拭き漆(ふきうるし)です。
塗り上がったイメージは、以下の写真をご覧ください。
(写真は拭き漆で仕上げた曲げわっぱ。今回つくるのは重箱です)
この写真のように、フタに自分で絵を入れることもできます。
自分で作った重箱に、お弁当をつめて楽しむ。
もちろん、お正月にはおせちを入れるのもいいですね。
ほかにも、大切な小物を整理する箱としても使えます。
使い方はいろいろです。
無垢の木を使った「本格的な重箱」を一緒に作りませんか?
定員10名様で実施します。
ご興味とタイミングの合う方と、ご一緒できるのを楽しみにしています!
開催日と会場
日程:4月27〜29日(土日祝)2泊3日
会場:風と土の自然学校(山梨県都留市)
高速バスで、新宿バスターミナルから約90分
電車は、中央本線 JR大月駅乗り換え、富士急行線 都留市駅から徒歩16分
対象
高校生〜大人です。
電動工具を使用するため、お子様連れのご参加はできません。
参加費
◇参加費 30,000円/人(税込)
早割 29,000円/人(税込)
※早割は、4/15までに参加費の振込を完了すると適用されます
※ともに、材料費込、食材費・施設使用料は別です。
※カード払いの場合は、別途4%のカード決済手数料がかかります。
◇滞在費(3日間)
・食材費(計4食) 3,000円
夕食×2、朝昼兼用ブランチ×2
※初日の昼食はご持参ください。
・施設使用料
寝袋持参のドミトリー泊の方 3,000円
※ご自分で近隣の宿泊を手配していただく場合は不要です。
・寝袋貸出セット(寝袋、シーツ、マット: 希望者のみ)1,000円
【その他】
電動工具を使用するため、危険を伴います。
お子様連れではご参加いただけませんので、ご了承ください。