田舎に住むなら、やっぱり薪と火のある暮らし!

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎靖志です。

今年の梅雨はよく降ります。
とはいえ、もうすぐ梅雨明け。

夏の日差しが待ち遠しいです。

 

目次

薪ボイラーが活躍中!

農的な暮らしと切っても切れないのは、
やっぱり薪と火です。

都会だと、煙が出るのでなかなか難しいけど、
田舎に住むなら、暮らしの中に
ぜひ取り入れたいもののひとつでしょう。

わが家の場合、普段の調理はガスですが、
給湯は、ガスと薪ボイラーの併用です。

いま、家の建築工事が進行中なので、
端材が山のようにあって、
燃料には当分の間、事欠きません(笑)

うちで使っているのは国産の
熱交換式ボイラー。

熱交換式というのは、沸かしたお湯を
直接使うのではなく、
そのお湯で水を温める方式です。

沸かしたお湯を直接使うタイプだと、
湯量が少なくなったら、水を足すので
その度にぬるくなります。

熱交換式は、徐々に温度が下がるものの、
必要に応じて加熱すればいいので、
使い勝手がいいとおもいます。

もっとも、家庭で使う程度の湯量では
追加で加熱が必要なことは、
まずありませんけれど。

 

薪に火をつける最大のポイントは
乾いた薪をつかうこと

薪や焚きつけの組み方がいい加減だと、
なかなか火がつきません。

火がついても、広がらずに消えてしまうんです。

そんな時は組み直して、再度、火をつけます。

薪が少し湿り気味だったりすると、
やはり火が消えてしまいます。

そんな時も、マッチを擦りなおして、
火をつけるわけ。

薪が湿っていると、
マッチを何本も使うことになったりします。

だから、火をつける最大のポイントは、
乾いた薪を使うことなんです。

でも、梅雨などは、薪や焚きつけが
なんとなく湿気を含んでしまいがちです。

 

火がなかなかつかなくても、
無駄なマッチはない

火をおこすには、熱量の高い
ホットスポットを作ることが重要です。

一箇所、熱い場所を作り、そこから
周りに広げていくイメージ。

だから、火をあちこちに分散させるよりも
一箇所に集中させた方がいいんです。

なぜなら、火はさみしがり屋だから(笑)

マッチを擦って火をつけて、
その火が消えて・・・

これを繰り返すことは、一見無駄なこと
のように思えます。

でも、無駄ではありません。

火が消えても、そこは温まっています。

だから、次も同じ場所にマッチの火をあてます。

そうして、少しずつ薪が乾き、温度が上がり、
火が育つ条件が整うんです。

 

何か新しいことを始める時にも
同じことが言えます。

なにかを始めたとき、
ちょっとやってみて成果が出ないと
あきらめてしまうことってありませんか?

たとえば、
語学の勉強とか、
野菜作りとか、
自分のテーマでの起業とか、、、

 

やってみたいな、と思って
参考になりそうな本を買ったり、
ちょっと取り組んでみたりしても、
うまくいかない・・・

すると、
どうすればいいのかよくわからなくて
そのままになってしまうなんてことも
ありますよね。

 

たとえば、
タネを播いてみたけど、
雑草に埋もれて消えてしまったり、

ズッキーニの実がついたのに、
大きくならずに、くさってしまったり。

また、自分のテーマで仕事をしようと
取り組んでみたものの、思うように
展開しなくて、止まってしまったり。

これは、湿った薪に火をつけている
のと同じなんです。

湿り気味の薪に火をつけようとしても、
1〜2回やってみただけでは、
まだ十分に温まらず、消えてしまいます。

でも、繰り返すうちに
湿った薪がだんだんと乾いて
火が育つ準備が進むんです。

だから、すぐに火がつなかくても、
無駄なマッチは一本もない。

そして、
過去に取り組んで
そのままになってしまったことも、
取り組んだ分だけは薪が乾いているわけ。

だから、
また取り組めば、以前よりも
一歩、二歩と前に進むはず。

そんな風に思うんですね。

 

もちろん、

うまくいかなかったなら、
やり方を変えて、再度取り組むことも
大切です。

うまくいく方法を学ぶというのは、
燃えやすい乾いた薪をくべるのと
同じことです。

 

7月は、1年の後半が始まる月。

この機会に、新しいことを始めたり、
一度取り組んで、棚上げになっている
ことを再開するのもいいですね。

やるとすれば、あなたは何を始めたいですか?

 

ーーー

コロナの感染が再び拡大しています。

都会から田舎への移住を考えている人も
多くなっているみたいですね。

都会の便利さ、快適さが、裏目に出ている面もあります。

 

田舎暮らしはなんとなくあこがれる。

でも、
具体的なイメージが湧かない・・・

自然の近くで暮らすって、どんな感じ?

 

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