春先の苗づくりと堆肥作り 段ボールコンポストを使った一石三鳥なアイデア!

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です!

先日開催したパーマカルチャーの入門講座で、
生ゴミを処理できる段ボールコンポストのつくり方を実演交えてご紹介しました。

パーマカルチャーとは、ひとことで言えば、
自然と調和した循環する暮らしを実践するのに役立つ
知恵と技術の集大成。

 

段ボールコンポストは、暮らしに循環を作る手軽な方法のひとつです。
ずっと40度前後の温度をキープしていて、生ゴミ処理もいい感じ!

 

 

目次

段ボールコンポストを熱源に!

今年は、だれでも手軽にできる苗づくりのアイデアとして、
卵パックにタネを播いています。

春先の苗づくりでは、まだ気温が低いとなかなか芽が出ません。

普通は温室を使ったりする訳だけど、一般家庭には温室なんてありません。

そこで、窓辺に置いたり、半透明の衣装ケースを
温室代わりに使ったり、いろいろな工夫をしょうかいしています。

で、今年は、段ボールコンポストの熱を使おうと思いついて、
堆肥の上にタネを播いた卵パックをおいてみました。温室代わり(笑)。
考え方は、昔ながらの苗づくりの知恵「踏み込み温床」と同じです。

 

 

1台3役 これが、パーマカルチャー思考

これで、段ボールコンポストが、
生ゴミ処理×堆肥作り×苗づくりと1台3役です。

1つのものに複数の役割を兼ねられないかと考えるのが、パーマカルチャー流。

ちなみに、コンポストの堆肥は、一番温度の高い中心部が40度です。


表面はもう少し緩やかなあたたかさなので、
夏野菜の発芽促進にはちょうどいい感じ。

もちろん、生ゴミを投入する際には、卵パックを取り出します。

 

紙製の卵パックを使っているので、ぬれると柔らかくなり、
出し入れしていると壊れてしまうので、金属製バットにいれました。

これで作業もスムーズです。

 

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