自然農と手づくり循環生活 レポート

手づくり循環生活とは&軽トラキャンパー計画準備 5月1日目のレポート

2017/05/28

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。

年間講座「第6期 自然農と手づくり循環生活 実践コース」
5月も楽しく充実した2日間となりました。

まずは、1日目 5月13日(土)のレポートは、ゆうかさんが
担当してくれました。ありがとうございます~

どうぞお楽しみください。



【講義&実習】手づくり循環生活とは?

当日は、雨が激しかったため、室内での座学がメインになりました。

システムデザインとは?

生き物が生きていく上で、水、有機物、エネルギーのインプットが必要となり、それらは体内で変化してアウトプットされる(ex.食物→排泄物)。
アウトプットされたものが、他の生き物へのインプットとなり、そこからアウトプットされたものがまた他者へのインプット……と続くことで循環していきます。

持続可能な暮らしを作るために、水、有機物、エネルギーの流れを考えて、デザインするのが「システムデザイン」です。

講義のあと、3班に分かれて、梅崎家の水・有機物・エネルギーの利用と循環の現状を調べるグループワークをしました。

それぞれ図にまとめて、発表。
個人的には、屋根に取り付けられた一期生手作りの太陽熱温水器に興味深々でした。

グループに分かれて、1枚の絵にまとめて行きます。

水チームの発表

有機物チームの発表

エネルギーチームの発表

 

循環から見る日本の現状とこれからの生き方・暮らし方

ランチタイムのあとも雨が降っていたので、引き続き座学です。

<有機物>

食糧自給率は現在40%を切っている。
有機農業の場合1人あたり4アール(120坪)の農地があれば、
必要量の農作物を作ることができるという。
(小川町の有機農家 金子美登さんの実践から割出した数字)

ということは、
日本人1億2000万人分=480万ヘクタールあれば、自給率100%が可能となる。
→ 2010年の耕地面積は、約440万ヘクタール。
1995年の耕地面積が約481万ヘクタールなので、農地の復元をすれば面積的には自給率100%にできるのではないか。

<エネルギー>

電力は足りないと言われているが、それはピーク時のみ。
ピークにあわせて、発電所が作られている。

ピークで電力需要が足りなくなるのは、1年8760時間のうちの10時間程度のみ。
家庭消費より産業の消費が多い。
ピーク時の電気料を上げるなど、工夫次第でピーク時の電力消費を抑えることは可能なはず。

バイオマスエネルギーの活用も増えていけば、もっと資源を有効に利用できる。

家庭用のエネルギーでは、約半分が給湯や暖房などの熱エネルギー。
電気は、熱源、照明、動力など、様々なことに使える質の高いエネルギー。
発電に使われるエネルギーのうち、電気として使うことができるのは、4割程度なので、
効率は高くない。

だとすれば、電気は、できるだけ電気にしかできない用途に使うのが良い。

一方、薪や太陽熱は、熱としてしか使えないので、暖房や給湯などの熱源として
熱エネルギーを使うのが合理的。

<水>

日本は、水資源が豊富な国だと思っているが、実は一人当たりの降水量は少ない。
作物を育てるのに多量の水が必要。だから、食料を輸入するということは、
生産国の水を輸入しているのと同じこと。これを仮想水(バーチャルウォーター)と呼ぶそうです。

日本は、作物という形で海外の水を大量に消費していることがわかりました。

「東京大学生産技術研究所の沖 大幹教授等のグループが試算した結果による」(引用許可済)

詳しくは、水の未来――グローバルリスクと日本 (岩波新書)をどうぞ。

 

暮らしを支える経済

物々交換(贈与経済)
→ 貨幣経済
→ 資本主義経済の発達
→ 資本主義経済のほころび・崩壊
→ 贈与経済の復活と成長(ボランタリー経済)
という経緯で進んできている。貨幣経済は、その都度精算するので円で縁が切れる経済と
いえるかもしれない。
一方、物々交換や労働交換は、顔の見える関係の上に成り立っているので、
人と人との縁がつながる経済だといえる。

物々交換や労働交換は、何かと何かの交換なので、ギブ&テイク。

そして、日本の共同体では、贈与経済が経済の中心だったという。
贈与経済では、交換ではなく、見返りを期待せずに何かをあげる。
お返しが来るかもしれないし来ないかもしれない。
来たとしても、何が来るかはわからない。

いってみれば、ギブ&ギブの経済。

手づくり循環生活的生き方

ライフワークバランスのとれた、心にゆとりのある、安全・安心・健康な暮らし。
「衣・食・住・医・エネルギー」がキーワード。
また、仕事とは、やりたいことをみつけ、多くの人に知らせること = 『伝導師的な生き方』が
楽しい(人との繋がりができる)。

つながり「あい」
関わり「あい」
教え「あい」
分け「あい」
支え「あい」

やっぱり、「あい(愛)」が大切!
「あい」を大切にしながら、楽しくおこなっていくことが理想的。

畑へ様子を見に行く

このあたりで雨が小雨になったので、先月植えた種やジャガイモなどの状況を見るために、畑へ。


土砂降りの直後だったので、作業はしませんでした。
小松菜と春菊は芽が出ていましたが、班によって蒔き方が違い、育ち方も違っていたのが面白かった。


このあと、温泉、そして夕飯と続きます。

みんなのお楽しみ、この日の晩ごはんは、
揚げたて春巻き、ベジチャプチェ(っていうのかな?)、ゴボウと梅を炊いたもの、サツマイモの甘辛煮、シャキシャキ水菜、お味噌汁、ごはん。
おいしかった!!!

みんなで美味しいもの食べると、団結力強まる気がする……


軽トラキャンパー 概要説明

お腹がふくれたあとにも関わらず(笑)、本日締めのお勉強。
軽トラキャンパーが特集された専門誌や、資料を参考にしながら、まずはイメージをふくらませます。

そして、キャンパーのサイズの把握。
キャンパーは、あくまでも荷物扱いだということで、積載できる高さ、長さは道交法で決まっているとのこと。
はみ出さないよう注意! 意外に小さいという印象です。
そして重すぎると坂道がとても大変だそうなので、軽量化も重要。


いくつかの軽トラキャンパーの写真から、それぞれの特徴や、どんな工夫がされているのかを見せてもらう。

その後グループワークで、自由な発想(実際に作れるかどうかは別)で、
どのようなものが作りたいかアイデアを出し合う。そしてデザインは、来月までの個々の宿題。

ちなみに所有者となる梅崎家ナツキータの希望としては、カセットコンロを置きたい。
カフェのように使うかもしれないので、中で調理するスペースも欲しい。
椅子を兼ねたベッドがあること。
デザイン的には角張っていないほうが好ましい…けど、贅沢は言わない、とのこと。

☆以上が13日のレポートです。
夜の懇親会も和やかにおこなわれ(新しい洋子ちゃん & マナティの自己紹介もあり)、
23時頃にはお開きとなりました。

以上です。
また来月、楽しみにしています♪

レポート担当:優香


5月2日目「野菜苗の定植と暮らしに活かす趣味養蜂」のレポートは、こちら

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