こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。
2月もいよいよ残すところ数日。
かなり寒さもゆるみ、春の訪れを感じますね。
いかがおすごしですか?
2020年の春、富士山から八ヶ岳へ
風と土の自然学校は、2011年から山梨県都留市に拠点を置いて活動してきました。
そして、2020年の春に、八ヶ岳に拠点を移す予定です。
拠点作りは、昨年10月からスタートした「半セルフビルドワークショップ」で進めています。
建築に関心のある人たちが、木造建築一筋50年の経験を持つ棟梁の指導の下で、
建物づくりに取り組んでいます。
スタートしてからもうすぐ半年。あっという間です。
メンバーの中には、建築の職業訓練校に通っている人もいるけれど、多くの人は電動工具に初めてさわる人たち。
つまり、素人集団です。
ところがところが、
家づくりの中でも難しいといわれる階段や、丸太の墨付け・加工も、
棟梁から説明を聞いて、やり方を教われば、職人さん顔負けで、できちゃうんです。
職人さんと素人の違いは何?
職人さんと一番大きな違いは何だと思いますか?
仕上がり?
できばえ?
実は、それほど変わりません(笑)
一番違うのは、仕上げるまでにかかる時間です。
職人さんは、素人の3倍から5倍の速さで仕事をします。
裏を返せば、時間さえかければ素人でも
かなりいろいろなことができる、ということ。
そして、
慣れてくれば、少しずつスピードもアップします。
他にも、違いはいろいろあります。
たとえば、
どんなふうに段取りをして、作業を進めていくのか、
という算段は、経験のない素人にはつけられません。
床や天井をどう貼るのか、壁の施工はどうするのか、
ということも、教えてもらわないとわかりません。
でも、教えてもらえばわかるし、できる。
ワークショップでは、こうしたことを一つひとつ実践を通じて学んでいくわけです。
素人に、本格的な建物が作れるの?
「素人さんに建物づくりができるか、
正直なことをいえば、ちょっと不安もありました」
「でも、実際にはじめてみたら、これはいける!確信しましたよ」
ワークショップで指導をしていただいている
小杉棟梁が、こうおっしゃっていました。
いやー、よかった。
実は、経験豊富な本職の大工さんから、
直接かつ継続的に学べる場というのは、
職人を養成する職業訓練校をのぞけば、ほとんどありません。
大工仕事が面白いのは、
基本を教われば、素人でもたいがいのことができるようになるところ。
実際の作業を通じて、基本的な技術を身につけていくと、半年後、1年後には、
作りたいと思うものを、どうすれば作れるのかが、だんだんとわかってきます。
・自宅で使う家具を作りたい
・子供に机や椅子を作ってあげたい
・ニワトリ小屋や農機具小屋を作りたい
・将来、自然素材を活かした家づくりをしたい
基本的な技術をゼロから学べるから、こうした夢を実現できます。
若干名、メンバーを募集します!
「半セルフビルドワークショップ」第2期が4月から始まります
若干名ですが、第2期からの参加メンバーを募集中です。
セルフ・ビルドやリフォーム、家具づくりなどを
本職の職人さんから直接学べるまたとないチャンス!
この機会をどうぞお見逃しなく〜
半セルフビルド・ワークショップで建築にチャレンジしたいと
思ったら、ぜひチェックしてくださいね。