第7期 自然農と手づくり循環生活 実践コース 自然農と手づくり循環生活 レポート

自然農 種まき&暮らしに役立つ趣味養蜂 5月 2日目のレポート

2018/06/03

こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。

年間講座「自然農と手作り循環生活 実践コース」。
5月の講座2日目のレポートです。

担当してくれたのはともよさん。ありがとうございました!

では、お楽しみください〜

操体法で朝の体ほぐし

ストレッチ等をするとき、普段は動かしにくい方へと積極的に動かして、
全体のバランスをとろうとしますが、「操体法」は逆の発想です。

例えば、側屈。左右に体を倒した時に、息を吐きながら楽な方に動かすことで、
動かしにくかった方が改善するのが操体法。

実際に体験してみると、確かに楽になるので
今までの『できないことを頑張ってできるようにする』的な
思い込みを、朝から外してもらった感じです!

操体法、奥が深そうで学びたくなりました。

朝の畑作業

・レタスの苗を畑に植える(成長したときの大きさを想像して、株間をあける)

1班  3班 レタス、越後ハニー(枝豆)
2班 レタス、サツマイモ

このほか
・小豆の種まき
・先月植えた大根の間引き(葉が重ならない程度の間隔)
・昨日植えた苗たちの足下に、補いとして米ぬかと油かすを混ぜたものをまく
・じゃが芋の芽かき、間引き
 (間隔が詰まっている芽を抜いて、隣に植え直してあげると根付くそうです)
・じゃが芋の間に、白もちトウモロコシと黒もちトウモロコシをまく
・アカウリ、アロイトマトの苗を植える

を、しました。

苗の足下に、栄養分の補いとしてまいたのは
米ぬか、油かす(菜種油の絞りカス)を1対1の割合で混ぜたもの。
両方なければ、どちらか片方だけでもいいそうです。


  

撒き方は、苗1株に対して1〜2つかみ程度を
葉にかからないように、また1ヶ所にかたまらないように振りまきます。

トウモロコシは風媒花で受粉がうまくいかないと、
実がまばらになります。受粉率を上げるために2~3列になるようにタネをまきました。

種まきのポイント

草を刈り、
表土を削ってよけて、
根切りして、
穴を3つ、(大地、鳥、私に)

 

作業中、土の中から見たこともないくらい太いミミズが出てきて、びっくりしました!!
それだけ栄養のある土ができているんだなぁ…とワクワクしました。

畑作業の合間に食べた、ナツキータの作ってくれたおむすび2種類と、
サツマイモとレーズンの蒸し饅頭。とっても美味しくていっぱい食べちゃいました。

こういう、何気なく出してくれるお料理の作り方も教えてもらいたいです。
家でも作って食べたいです!

ミツバチと暮らしに役立つ趣味養蜂

お楽しみのミツバチさんたちが養蜂家の村上さんと静岡から到着しました!

養蜂するのはほとんどが西洋ミツバチ(身体が黄色い)だそうで、
日本固有の在来種(黒っぽい)は気難しくて養蜂には難しいそうです。

 

巣箱は二段になっていて、今回は各9枚の巣板が入ります。


上段はミツを貯めるエリア
下段は子育てするエリア
この1箱で約3万匹のミツバチがいて、女王蜂は1匹
働き蜂(ほとんどメス)が8割、雄蜂は1~2割という割合。

左が子育てエリアの巣板、右が貯蜜エリアの巣板

 

 

女王蜂は5年くらい生きる。一生に一度、結婚飛行をして、複数のオスと交尾するとのこと。
その後数年間にわたり、卵を産み続けるそうです!
それだけに、栄養価の高いローヤルゼリーを食べ、体も大きいです。

女王バチは身体が大きい。そして、刺さない。

雄蜂は女王蜂の結婚相手として、生まれてきます。、
子孫を残すための大事な役割を担っていますが、普段は遊んで暮らしているそうです。
でも、女王蜂の交尾の時期が終わると、残った雄蜂は巣の外に追い出されてしまうのです。
巣から追い出されては生きていけません。ちょっと切ないですね。
(遊んで暮らして、ちょっと羨ましいと思った気持ち、撤回します…)

一方で働き蜂の寿命は約35日。
この短い一生の中で、日齢毎に役割が決まっていて、
巣箱の中で働く内勤を経て、蜜を採りに行く外勤蜂として寿命が尽きるまで働くそうです。
とても合理的で生産性の高いシステムが、あの巣箱の中で成り立っています。

ミツバチはとても小さくて、可愛らしいです。
怒らせるようなことをしなければ、攻撃してくることはあまりありません。

黒くて素早く動くモノを敵と認識するようです。
また汗の匂いでも興奮するそうです。
巣箱を出すときは、麻布を燃やして煙を出し、吹きかけることで、蜂が攻撃せずに逃げてくれます。

ミツバチ1匹が一生に採ってくる蜜の量は、約スプーン1杯分。
約3万匹のミツバチが集めてきて、花が咲き始めて5日程で、巣箱の中は蜜でいっぱいになるそうです。
蜂たちが一生懸命、それこそ命がけで集めてきた食糧を、いただいてしまうのだから、
もっと感謝して、蜂蜜を大切に味わおうと思いました。

そして、お待ちかねの蜂蜜を採取する時間。

まず巣板にフタがしてある部分をナイフで切り落とします。


ハチミツは、ミツバチが羽で空気を送って濃縮させて作ります。
そのままにしていると、空気中の水分を吸って糖度が下がってしまうので、
蜂がミツロウでフタをするそうです。

包丁で切り落としたミツぶたの部分はみんなで味見しました!
花の種類によって、色も香りも違いました。
そして採れたて蜂蜜を味わえる贅沢さ!!
繊細で上品な味わいで美味しかったです。

 

ミツロウの部分は洗って、集めて湯せんで溶かしてミツロウにするそうです。

遠心分離機に9枚の巣板を入れ、グルングルン回して蜂蜜を集めます。

蜂蜜の香りがする(時々蜜がとんでくる)風をあびていると、
あっという間に一斗缶の半分以上が蜂蜜でいっぱいになりました!

それを2重の網で濾して、瓶詰めにするそうです。

糖度計で測ったら、糖度78〜79でした

ミツバチは巣板の表と裏両面に巣を作るのですが
驚きなのは、巣のハニカム構造の六角形が
表裏でキレイにズレていることです。
これはミツバチが自然にやっていることだそうですが、巣の強度が増すとても合理的な構造です。
自然の摂理は不都合がなく、とても美しいと、改めて思いました。

表面と裏面でハニカム構造の六角形がずれているのが透けて見える

 

そして、昼食。美味しいカレーとナン、サラダを食べました。 

ブランチの後、村上さんがスライドで
ミツバチは家畜扱いで、その法律等について
ミツバチの種類(西洋ミツバチ、東洋ミツバチ)
ミツバチの生態
ミツバチの活用法
養蜂の大切さ
…等々、養蜂について改めて解説して下さいました。

養蜂によって、人間にも直接的・間接的に多くの恩恵があり、
ミツバチにとっても外敵から身を守ってもらえるというwin-winの関係が成り立っているようです。
そして、そのお陰で人間も循環する自然界の中の一端を少なからず担っているのだと感じました。

今回の体験を通して、もっとミツバチが身近に感じられるようになり
また、命を懸けて作り上げられている蜂蜜を大切に扱おうと思いました。
そして、あんなに美味しい蜂蜜が食べられて、循環社会に貢献できるなら、
ミツバチを自分でも飼いたくなりました!!

 

循環する暮らしのデザイン&自然農 苗の定植など 5月1日目レポートはこちらです。

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